そして1ヶ月後の7月。
この日は、なんかしんどかったから部活休んである程度人が帰るのを見てそれから帰ろうとした。
そのとき、僕の横にきて順也が言った。
順也「長谷川、今から帰り」
僕「うん」
順也「これからちょっと俺と付き合ってくんねぇ!?」
僕「ちょうど暇だったし、いいよ」
と初めて一緒に帰った。
順也は自転車こぐの早いから追い付くがやっとだった。
学校出てからずっと真っ直ぐ行ってたがここで順也が急に右に曲がった。見渡すと河原だった。
そして順也は河原の方へおりて、自転車をとめた。僕も順也のあとにおりてとめた。
順也「やっぱ河原って気持ちいいよなぁ」
僕「そうだね」
ここでお互い草むらに座る。
順也「そういえば、長谷川ってさ俺とあんましゃべったことないよな!?」
僕「うん、まぁクラス違うし、話す機会がまずないよ」
順也「そうだよなぁ、でも今日は二人だけやからしゃべれるやん」
僕「そうやね」
このとき僕はドキドキしていた。
順也「そういや、長谷川って俺のこと名前で呼んだことないよな!?」
僕「確かにないね」
順也「俺、谷川順也だから順也でいいよ。」
僕「えぇ!呼び捨てでいいの!?」
順也「下の名前で呼んでもらう方が楽やねん、しかも同期なんやからええやん」
僕「じゃあ、順…順也ってさ昔から茶髪なん!?」
順也「いや、高校入ってからやで!何で!?」
僕「いや、ちょっと気になったから聞いてみた。」
順也「何やねんそれ」
僕「でも、順也は茶髪似合うよ」
順也「ホンマ!?そう言われるとうれしいなぁ」
とたわいのない話で盛り上がっていた。