前までのは後になってしまったんで、新しくトピ立てて書きます。
ゆ「なんかチンコがむずむずします。」
勇志はここでもう後輩に戻っていた。
高田先輩とは元の先輩後輩の仲に。
でもさっきまでの出来事は事実だよな?
そう思って勇志は先輩の高田先輩を見る。
何もなかったような顔でシャワーをあびている先輩。
なんだ、先輩結構気にしてないのかな??
俺の中では結構な出来事だったんやけどな。
そう思いながら勇志は髪をがしがし洗った。
た「なあ、勇志…」
ゆ「なんすか?」
今勇志はシャンプーが泡立ちすぎて眼がふさがれている。
がしがし洗いすぎたかな…
そんなことを考えていると、勇志の唇に柔らかいものがそっと触れた。
勇志はわかっていた。
それが高田先輩の唇であることは簡単にわかったけど、あえてわからないふりをして、そっけなく髪を洗い続けた。
た「やっぱ……嫌か?」
小声で弱弱しく言う先輩。
なにも言わず、勇志はシャワーを出して髪のシャンプーを流した。
勇志の中で、この髪を流す時間はとても長く感じた。
先輩と俺は男同士だけど、なんか変な気分だ。
先輩は可愛いし、エロいし。
でも俺らは男だ…
いろんなことを考えながら、まだまだ葛藤はあった。
けど、秘密にしとけば…ばれないんじゃないか?
まさか同じ部員の中でこんなことしてるやつはいないだろうし。
それに俺の野球部は大世帯だし。
先輩は俺のこと好きって言ってくれてるんだから、ちゃんと答えないとやっぱいかんのかな…
でも、断るのは嫌だ。
………断るのは嫌か?
自分の中ではこのときもう答えは出ていたようだった。
勇志は髪を洗いきって、話しかけた。
ゆ「先輩…」
た「ん。」
ゆ「俺、先輩のこと可愛くてたまらないっす。そりゃ最初はびっくりしましたけど…」
た「ん。」
ゆ「こういう形もあってもいいと…今は少しだけ思います。俺とのこと、絶対秘密にしてください。それが条件す。ちゃんと守ってくれるんなら………」
そういうと勇志は先輩に自分からキスをした。ゆっくりと、甘く……
た「ん…はっ…うう…」
そして高田先輩はキスを勇志にし返してきた。
ほんとに俺のことが好きなんだ……そう感じられるやさしいキスだった。