続き書きます☆
そして駿と初めて夜を共に過ごす事になった。
「母ちゃん、今日さっきの後輩家に泊めるから。飯とかよろしく」
「だと思って多めに作っといたわよ。」
「さすが☆」
ちなみに俺の親父は単身赴任してて家にはあまり帰って来る事はない。
「飯、出来てるらしいから下下りようぜ!」
俺は駿にそう言った。
「まじすか?いいんすか?」
「当たり前だろ!だって泊まるんだろ?!笑」
「…そうですけど…迷惑はかけたくないです。」
「俺ん家、良く部活の奴ら泊まってたからなんて事ねぇよ☆」
「本当すか!?」
「だから大丈夫だって!!」
「…まじありがとです。」
「の、前に着替えないとっ。」
俺は今までずっと制服だった。そしていつもの部屋着に着替える。
…………………………
「何見てんだよ?!」
俺はパンツ一丁で駿に言う。と、言うのは、俺が着替えてる所を駿はガン見してたからだ。
「いや…筋肉スゲーっと思って。」
「そりゃ一応バスケ部だったしな☆」
そう言いながらスウェットに着替えた俺。
「駿も着替えるか?制服だと嫌じゃない?」
俺はもう1セットのスウェットを駿へ渡した。
「なにからなんまでありがとです。」
駿が制服を脱ぎ始める。
俺もガン見…笑
「見ないで下さいよー」
「現役の野郎の体はどんなもんかと思ってよ。笑」
駿の体は結構ガッチリしていた。背は高くないが筋肉はある。バドミントンもいろんな筋肉使うもんな。笑
「俺は部活の中ではダメダメなんすよ」
「そうなんかー。結構ガッチリしてると思うけどな☆」
「まだまだ筋トレはやらないとっ」
そう言ってスウェットに着替えた駿。
「これデカイっすよー笑」
と笑顔で俺に言う駿。
裾も袖もダボってしてて……
かわいい...笑
なんなんだこれは…。新たなコスプレかよ?!笑
「なんだお前ー。まじウケる☆笑」
「笑わないで下さいよー」
「悪りい悪りぃ。」
俺は駿の頭をクシャっ撫でてそう言った。
「なんか先輩の匂いします☆」
「そりゃ俺のだからな。」
すると下から
「ご飯食べちゃいなさいよ〜」
と母親が呼んだ。
「よし、行くぞ!」
三人で飯を食う。
その間母親はずっと駿に質問責め。
弟みたいで嬉しいわ。
なんて言っていた。
さすがに駿も引き気味だったので早めに食事を終わらし二階へと戻って行った。