《告白…そして》
俺「確かに昨日の言い方やったら、巧に体目当てって思われてもしかたなかった。
…でも、巧と付き合ってやりたいこと…巧と恋人でないと遠慮して出来んことなんか他にもいっぱいあるんよ。
もし巧が付き合ってくれて、キスもセックスもしたくないんやったら俺は我慢するし、俺はただ、巧を誰にも渡したくないんよ…
…だから巧に恋人として俺の側におってほしんよ…」
文にしたらこんなに短く纏まってまうとは思わんかったけど、このセリフを言うのに軽く1時間近くかかってもてたわ↓(生まれて初めてのサボりだ…)
それを巧は黙って聞いてくれていた。
俺が伝えたかったことは全て伝えた。
次は巧の返事を待つだけだ。
公園の静けさもあって、また重い空気の中沈黙が続く。
そしてついに巧は口を開き、俺に答えを告げた。
巧「・・・俺…もう女作る気ないし、海渡のもんやと思っといてえぇで。」
俺「それって・・・?」
巧「俺…付き合うとか、友達とか恋人とか、本間わからへんねん…今までただ周りの目気にして経験程度に女作ったり、周りに合わせて友達作ったりしてきたけど、本間一緒におって楽とか、一緒におりたいって思えたん海渡だけやから。
」
巧から返ってきた言葉はここまで…正直OKもらえたのかもわからない…
この答えの本当の意味はこの先…修学旅行で明らかになることを、俺はまだ知らなかった。