やすさんありがとうです☆
「てかなんでスキなんだよ」
俺はテンパってキスとスキを間違えてしまった…。
……………
俺はさらに焦る…
「いや、キスがスキで駿がキスとか言うからスキって…」
俺はもう自分で何言ってるのか分からなかった…。
「冗談っすよ」
「…は...?」
「だからキスって冗談です☆起きないから鼻つまんだだけっすよ!!笑」
「……」
俺は自分が馬鹿らしくなった。勝手に勘違いして勝手にテンパって意味不明な事言って…
だけど..少しガッカリしたんだ…
本当は良かった〜って思うんだろうけど俺は………。
「なんだよ!まったくビックリさせんなよな!!」
「すいませんっ」
この笑顔で言われれば許さない訳ねぇじゃん…ズルイんだよ。
「とりあえずー寝ます?」
俺は駿のほっぺを思いっきりつねった。
「痛いっすっ。冗談っすよー泣」
「まったく駿は冗談ばっかだな!!怒」
そんな馬鹿みたいにふざけ合い俺は久々に心から笑った。
ブーブーブーっ
しばらくすると駿の携帯が鳴った。
「ヤバっ!!教室帰らないとっ担任にばれた。泣」
「早く帰れよ!!!」
本当はもっと一緒に居たかったが、ばれて屋上に鍵でも付けられたら話すなんて出来なくなるし、なによりここは俺にとって大切な場所だから。
「すいません。先輩、明日も居ますよね?」
「おうよ!」
「じゃあまた明日!絶対来て下さいね」
そう言って駿は帰っていった。
一人の屋上…
今までは一人だったから感じた事なかったけど…
寂しい……
俺は横になり空を見た。
隣を見る…
駿は....いない。。。
目をつぶる。
キス………
でも確かに唇に触れた感覚はあったような気がしんだ。
そして俺は気付いてしまった…
俺は...駿が好きだ………