みんなほんと応援ありがとう。
飽きずに読んだってください笑
ゆ「でも、俺先輩のこと尊敬してますけど、そういうことは、あの、なんていうか…」
た「そうだよな、やっぱ男に言われたらきもいよなあ…」
ゆ「先輩・・」
た「でも、俺はほんとにお前のことが好きでさ、こんなんでもお前のこと練習中からずっと気になって仕方なかったんやぞ。」
ゆ「………。」
た「俺も引退やろ。勉強あるしなかなか部にも顔出せなくなるから、俺の最後の頼みを聞いて欲しいんだ。」
ゆ「先輩、俺…」
ゆ「先輩が俺のことそんなに想ってくれてるのはうれしいです。けど、俺はまだ女しか無理だと思うんです。今まで女しか抱いたことないし、急に先輩に言い寄られたのもびっくりしてるしで、俺何が何だか……」
た「そっか。でもそれが妥当な考え方だよな。」
ゆ「そうっすね…」
た「でもな。俺どうしても諦めがつかないんだよ。お願いだ。一回でいいんだ。お前のこと好きだって口じゃ伝えられないのなら、やっぱ態度で示すしかないじゃねーか。」
ゆ「態度って?」
うわーーー
すげえよすげえよ。
高田先輩すげーー。
俺こんなこと言えないわー、と思いながら話を聞いてた。
次の瞬間、勇志はキスをされていたそうだ。
素早く唇を奪われた。
最初、勇志は
「うわ、ちょい、高田先輩、なにしてんすかーーーーー!!!!」
って感じでもがいてたらしい。
けど勇志はその時、なんだかキスがすごく優しい感じだったそうだ。
そしてまた勇志の奥に感じた鈍い違和感。
ゆ「何だ、この感じ。」
高田先輩はゆっくり唇を離した。
そして勇志に言った。
た「俺じゃダメか??」
そして子犬のようなうるうるした目で正座して勇志を見た。
その時、勇志は自分の中に鈍い感覚がどんなものか気づいた。
先輩に好かれている。
しかも2年の俺が3年に。
立場は俺の方が下なのに。
普段あんなに厳しいあの高田先輩が。
こんなに俺のことを。
それは一種の征服心だったらしい。
女とやるときも勇志はSっ気があっていじめていたそうだ。
俺のことをもっと好きと言え。
俺のことをもっと見ろ。
そうか、3年のくせに。
俺はお前より上なんだぞ。
そして勇志は何かが吹っ切れた感じがしたそうだ。
ゆ「高田先輩。俺のこと好きなんすよね。」
た「ああ、俺はお前が好きだ。」
ゆ「なら、俺の言うことを聞けよ。可愛がってよるよ、お前のこと。」
続きは次回に笑
遅い時間に更新すみませんでした。