高3になって初めての体育の日
俺はクラスに知り合いが少なかったから、
違うクラスのやつと選択した。
そいつは竜哉。
1年からの仲だ。
竜哉『何にする?』
俺『卓球!!』
俺は卓球が得意だったから即決めていた。
竜哉『え〜テニスにしん?』
散々もめて結局じゃんけんで俺が勝ち、
卓球選択になった。
そこにいた同じクラスの奴。
それが悠ちゃんだったんだよ?
俺『おっ!気が合うねぇwよろしくっ!w』
そう言ったは良いものの、
近くに居るとあの匂いが…
俺はこの匂いを嗅ぐと何かおかしくなる…
だからなるべく竜哉と喋ったりしてた。
それでも神様は意地悪で、
ペアの相手が悠ちゃんになった。
俺『よろしくなっw』
ストレッチとかホント理性をなくしそうでヤバかった。
だから俺は竜哉と相談してテニス選択に移った。
卓球は人数も多かったし…
俺はこの時、軽い気持ちで移動したけど、
悠ちゃんを傷つけてたなんて知らなかった。
ごめんな。
素直になれなくて。
俺は悠ちゃんをこの時は、
ただの友達としてしか見ていなかった。
だから球技大会の時にふざけて
靴を片方ずつ交換して履いて、
俺『みんなにバレるかな?俺らの仲w』
とか言えたんだよ?
今じゃ言えないよ…
本当にそうなりたいと願っちゃってるから…
夏休みは塾塾塾…
悠ちゃんの事とかこれっぽっちも頭になかったw
悠ちゃんと急接近したのは…
やっぱ2学期。
体育祭かな。
そして少しずつ君の存在が大きく感じられてきたのもこの時から…