〜佑クンside〜
4月
クラス替え。
クラスには俺の知ってる奴が少なくてかなり不安だった…。
中には初めて見る人もいるぐらい…
ある程度自己紹介も終え、
身体測定の時間が。
身体測定の後みんなで身長を聞き合う。
最初に悠ちゃんと話したのはこの時かな…
俺『君身長何p?』
まだ名前を知らない…
自己紹介をまともに聞いていなかったし。
悠ちゃんの持ってた紙を見る。
俺『あっ!身長も体重も同じじゃんっ!w何か運命感じるわぁw』
その時肩を組んで気付いた。
この匂い…
俺は基本は異性愛者だ。
…でもこの匂いの人に出会うと、
両性愛者になる。
…でもそんな自分が嫌だったし、
匂いだけでこの時は特に
悠ちゃんを好きというところまでは行かなかった。
俺『俺中村佑哉っ!よろしくなっw』
悠『ぅん。よろしく。』
帰りの下駄箱…
偶然悠ちゃんと会った。
俺『よう!境君はチャリ通?』
悠『うん。』
俺『そっかwんじゃ途中までだなっ!…っつか靴似てるw』
悠ちゃんとは共通点が多かった。
靴…
緑色のナイキ。
しっかり見ると違うけど遠目に見れば同じだ。
俺『靴被ったなw』
悠『ぁっホントだっw』
俺『俺らって何かと共通点多いなっw』
悠『うんっw』
でもそれからは
お互い居るグループが違うから
なかなか話す機会がなかった。