とうとう月曜日が来た。
俺は大学の講義が終わった後すぐに帰った!!
そしてドキドキのバイト先に向かう。
中に入るとみんな夜の準備をしていた。
僕は多田さんから制服を渡されて、着替えることに。
着替えはすぐそこねって言われて指さしたのが。カーテンで仕切られただけのところ。
狭!!
まぁ俺は文句も言わずにそこで着替えた。
そして中に入るときは「お願いします」って言うってことを言われて
「お願いしま〜す」
「はいお願いします」
皆が元気よく言ってくれた。
俺は手を洗い、いざ・・・
たくさんあるけどどこに行けばいいんだろう。
多田さんが指さしたのは、厨房の中の火を使うところだ。
この店の概要は、揚げ物をするところと、ご飯をつぐところ、ガスを使うところの三つのポジションに分かれていた。あとレジ。
それぞれ役職があるみたいな。
俺はガスをすることになった。
最初に手本を見せてくれた。
鍋ふるところが何ともカッコイイ!
ってそんな感激してる場合じゃない。
熱い!!!
めちゃ熱い!!業務用の火力は半端じゃない。
鍋も重い
しかもタレの種類がたくさんあるし、野菜は何グラムって決まりがあるし。
マジ面倒だ。
俺は野菜炒めの作り方を始めに習った。
なんて面倒なんだ。
簡単に鍋なんかふれないし。
熱い!!
手がやけどする。
熱い!!!!
店長がアドバイスしてくれたりしたけど、簡単に上手くいかず
はじめだから 四時間だけ働いた
正直 辞めたくなった。
働いた後、
「あがっていいよ。お疲れ」
俺はトボトボと上がってタイムカードを押す。
そのとき着替えて帰ろうとしたら
多田さんが
「今日大変だったやろ?でも、最初はこんなもんよ。俺も最初本当に何じゃこれって思ったけど今こうやって店長までやっとるけ、大丈夫」
笑顔で俺に言ってくれた。
俺はそのカッコイイ爽やかな笑顔を見てますます好きになったし、辞めたらいけないと思い、続けることにした。
どんなに大変でも。
そして次の日
今度は今日多田さんが休みって・・・
俺は一人でそこを任される
でも一日二日で上手くなるはずもなく、俺はタレを間違えたりして大変なことをしてしまった。
同じ働いているオバサンとかは優しくしてくれたが、一人俺と同い年ぐらいの女は俺に厳しかった。
「ちゃんと覚えてくださいね。じゃないと給料泥棒ですよ」
俺はカチンときて、絶対その女より早くできるようになってやるって思ったんだ。