家についてからずっと佑クンの事ばかり考えていた。
気付いたら佑クンと終業式に交換したネクタイの匂いをかいで、
佑クンを感じていた…
僕『佑…クン。』
左手でネクタイを持ち、
右手で興奮している物を上下に動かす。
地下鉄でいじられた事を思い出したり…
ダラダラと流れ出る液体…
何してんだろ…
罪悪感に襲われる…
そんな時メールが…
着うたで佑クンからだとすぐわかる。
急いでティッシュで片付け、
携帯を開く。
from:中村佑哉
sub:さっき…
本文:地下鉄で何でこっち見てたの?
ちょっと時間をおいてから返事を打つ。
to:中村佑哉
sub:Re:さっき…
本文:別に
またすぐに返事がくる。
from:中村佑哉
sub:Re:Re:さっき…
本文:そっか…あっ!あとデートっての嘘w今友達と遊んでるw
それを見てホッとする…
返事を打とうとしたがやめた。
このままメールしてたらまた好きになっちゃう…
そう思ったから。
そしたらその日の夜にまたメールが来た。
from:中村佑哉
sub:あのさ
本文:昼言いかけてた、言ったら全ておわるって何?
何回かメールで渋ってみたがしつこいので言ってしまった。
to:中村佑哉
Sub:Re:Re:Re:Re:Re:
本文:彼女と別れたら佑クンをもらいに行く!…でもこれ言ったら本当になりそうだったからw
本当の事を言ってしまった。
気持ち悪がられるかな?
不安とは裏腹に、
返事はすぐに来た。