そんな会話をしながら、
クリスマスプレゼントを交換して
帰りの地下鉄に乗った。
僕『佑クンはこのまま帰るの?』
佑『デートしてくるw』
すごく寂しくなる…
塾どころじゃない…
佑クンをこのまま抱き締めて彼女のとこに行かせないように…
いやっ、ダメだ!それじゃダメだ。
僕『そっか…』
沈黙が続く。
すると服の中に手が…
佑クンが手を入れてきた。
周りには人がたくさんいるのに…
佑クンは他の客に見えないようにして、
僕の一番感じる乳首をいじってくる。
僕『ぅっ…ダメだよ…人が…ぁっ…いるし…』
すると佑クンが耳元でささやく
佑『平静を保てよw』
そう言いながら器用にいじる…
僕『…ハァ…ハァ…ぅっ…やっぱダメだよ…恥ずかしいよ…ぅっ…』
佑『こんな感じてんのに?w』
僕『んぁあっ…もうダメっ』
そう言って席を立ってしまった。
…でもこれで良かったんだ。
丁度佑クンの降りる駅につき、
佑クンは降りていった。
佑『バイバイっ』
地下鉄の窓からホームを見ると、
逆方向のホームに立っている。
…でも僕に背を向けていて、
上半身が時刻表の看板で見えない。
地下鉄のドアが締まり、
発車する電車。
佑クンの横顔が見たい…
そう思いそっちを見ると
佑クンもこっちを見ていた。
高まる鼓動…
再び佑クンを好きになっていく自分…