月曜日になり、
高校では席替えをした。
前の方の席。
右斜め後ろに佑クン。
…でも佑クンは女子と交渉して一番後ろの席に。
せっかく佑クンの近くだったのに離れてしまい、
僕は溜め息ばかり…
暗くなりながら下を向いていると、
佑『さ〜かいっ!後ろに来いっ!お前の代わりに交渉しといたっ!後ろ嫌か?』
佑クンが光って見えたw
神様ありがとう!
本当にそう思った。
一番後ろで佑クンと2人…
授業何か聞こえないw
佑クンの寝顔も近くで見放題w
佑クンも机を僕の机にくっつけて、
密着してくるし、
ホッペもつついてくるし…
周りから見たら普通にカップルじゃないかというぐらいw
ある日、ホッペをつつくのと同時に佑クンの方を向いたので、
口の中に佑クンの指が。
佑『ぁっ、』
僕は一瞬何が起きたかわからなく、
口の中で佑クンの指を舐めた。
佑『んっ…じゃなくて〜』
すぐ指を抜かれた。
佑『汚いなぁ…これどうすりゃ良いん?』
僕はふざけて答えた。
僕『舐めれば?w』
佑『……。』
さすがに引かれたかと焦り、
僕『嘘だってw』
そんな僕を佑クンはもっと焦らせる。
佑クンはその指を本当に舐めた。
佑『境の味がするw』
この時からだんだん指を舐めさせられ、
それを佑クンが舐めるというのが増えていった。
本当に気持ち悪いようだけど、
僕にとっては嬉しかった。
でもそんな僕をまたどん底に叩き付ける出来ごとが…。