今度は先輩の家に遊びに行った時のこと。この時部屋にいたのは三人で一人はまたもやダウン。シンゴ先輩と二人でネットを見てた。
この前の事もあって、先輩は抱いてもいいんだって思ってた。だからずっと後ろから抱きついていた。
話し掛けられるときはうしろに振り返ってちゃんと目と目をあわせてくれる。
たまにお腹をモミモミしたり胸を鷲づかみしたり。
ちょっと、やりすぎかなぁって自分でも思った。
先輩は突然
「ゆうきってゲイ?」
一応
「違いますょ〜後ろから抱きついてると安心するんですよ!」
そんなこと言いつつも先輩に嫌われたくなかったのでその日はそれで辞めた。
別の日、僕は落ち込んでいた。他の先輩に
「やっぱお前ガキっぽいな、もう少し大人になれ」
と言われたからだ。たしかに友人の中ではいたずらキャラだから仕方ない。大人っぽくなる意味も含めて大人しくしていた。
バイト中、ポジションが近かったシンゴ先輩は異変に気付いたらしく、どうした?と聞いてきてくれた。訳を話すと、ゆうきが静かだとつまんねぇよ。とだけ言ってもとに戻っていった。
バイトが終わり、帰り道、同年代の仲間がたくさんいる中でシンゴ先輩は後ろから抱き締めながら
「お前はお前のままが一番好きだよ。」
って言ってくれた。他の人から見たら変だけど、一番嬉しい一言だった。多分顔が赤くなってたと思う。
帰る方向が違うのでその日はそれで帰った。
話は変わるけど、ガキっぽいと言った別の先輩も典型的B型。社会に出て最初に憧れた先輩。この先輩の事も色々あったので書こうと思ってる。
こんな感じで好きな人はみんなB型っていう状況、幸せになる日はいつなんだろうか。