りょうすけの部屋に入った。
りょうすけはもう布団で横になっていた。
赤いブリーフとタンクトップの姿で・・・
おれ:「んなかっこで寝てたらたら、襲いたくなるやんけ」
また、精一杯に冗談を言った。もう、心臓が爆発しそうだった。
りょ:「襲ってもいいよ〜。なんならこっちから襲おうか?」
と笑っていた。オレはりょうすけにからかわれてると思った。
おれ:「そんな気ないクセに」・・・オレはちょっとムッとしていた。
りょ:「なんだよ、なんか変。来年は会えないやろうから、思いっきり楽しみたかったのに、来た時から、おかしかったやん。」
おれ:「なんか、話かけづらかった・・・」
りょ:「なして・・・?」
おれ:「りょうすけ、いつもと違ったから・・・」
りょ:「変わんないけど・・・?」
おれ:「なぁ、オレらって・・・やっぱ従兄弟同士やんなぁ・・・・?」
りょ:「そりゃそうじゃろ・・・?まぁ、友達でもあるし、兄弟みたいでもあるし・・・?
おれ:「それだけ?」
りょ:「は!?」
おれ:「なんか、ドキドキしてた。りょうすけを見て。きっと、好きになってたんやと思う。春に会ったときまではそんなことなかったけど、今回来た時、なんかドキッてした。めちゃかっこよくなってるねんもん。クラスの男友達にもそんな気したことないのに、女の子にもそんな気したことないのに、りょうすけを見たとき、初めてそんな気分になってん。」
オレは言葉を選びながら、りょうすけに思いを喋った。
りょ:「なーんや、そうやったんかぁ、オレ鈍いからなぁ・・・実は後輩の女の子から好かれてたみたいやねんけど、全然気がつかんかって、泣かせたみたい。田舎の学校やからあっていう間にオレの悪い噂流れたんよ。後輩泣かせたって。でも、オレ、女の子にあんまし興味ないしなぁ。」
おれ:「えっ、そうなん」
りょ:「なに嬉しそうな顔しとるんよ。」
おれ:「んなことないわ!女の子って、バスケ部の後輩かマネージャーなん?」
りょ:「なんで知ってるん?」
おれ:「ごめん、写真見ちゃった」
りょ:「やっぱり、見た?(笑)わざと置いたんよ。けんじがどういう反応するかなって」
おれ:「(やられた)タチ悪ぅ。それより、女の子に興味ないん?」
りょ:「全くないわけじゃないけん。でも、やっぱりなぁ、けんじとあんな遊びしてたら、そっちの方が気が楽って言うか、気持ちよかったし。けんじとまたやりたいって思ってたし。そやけんど、いきなり風呂入るの拒否られたから、きっかけなくしたんよ」
おれ:「ごめん、なんか恥ずかしくて、りょうすけかっこよくなってるし、女の子にモテそうな感じやったし、もう、あんな遊びしてくれへんやろうって勝手に思い込んでてん・・・」
りょ:「なんじゃい、今までの時間もったいないやん。」
おれ:「ほんまやなぁ。最後の夜やし、思いっきりやろうか?」
りょ:「でも、明日朝早いんじゃろ?」
おれ:「どうせ列車の中で寝てるよ」
りょ:「じゃぁ、やろっか?(笑)」
おれ:「その前に、なんでブリーフなん?」
りょ:「前に、けんじが剥いてくれたとき痛がったじゃろ?剥くクセつけなと思ってたらバスケの先輩が、トランクスやったらブラブラ揺れて布に擦れるから痛いんじゃ。剥くのに馴れるまでブリーフの方が楽やって。バスケなんてしてたらアソコ揺れまくりじゃけんね。アソコの成長にはトランクスがいいって言われたからトランクスに変えたのに、逆戻りじゃ。ま、アソコの成長には関係なかったみたいやね。俗説ってやつ?いまだに生えてこんし」
おれ:「そうなにゃ、てっきり生えてきたんやろうって思ってたわ。どれどれ、見せて・・・」
りょ:「結局、全部けんじが勝手に思い込んで決め付けてるがな」
おれ:「ごめん」
りょ:「ま、やってるあいだにゆっくり見れるって。あらためて見せるのも恥ずかしいんじゃけん。」
といって、けんじはオレに唇を重ねてきた。
手は、オレのトランクスの上を撫でている。
長い夜がはじまった・・・
続きます。
なかなかエロくならずごめんなさい。
次こそ、続きのエロモードに突入です。