うぃさん、けんずさん
リクエストありがとうございます。
僕はそっと、写真を元に戻した。
実はその翌日は家に帰る予定だった。
朝早めの列車で大阪に帰る。
早く寝なくちゃ・・・
でも、このまま帰ってしまっていいのか。
この悶々とした気持ちを残したまま帰っていいのか。
来年は受験生だからきっとここに来る余裕なんてないだろう。
次に会うときはもう二人とも高校生だ。
きっと、りょうすけは女の子にモテるだろうし、オレはただの従兄弟なんだ。
そんなことを考えてたら、りょうすけが風呂からあがってきた。
りょ:「けんじも入ってこいよ」
りょうすけは、赤いカラーブリーフに黒のタンクトップだった。
おれ:(ん!?なんでブリーフなんか履いてるんやろ?)「おぉ、明日早いしな。入ってくるわ。お土産にりょうすけのチン毛拾っとくわ」と思い切って精一杯の冗談(今思えば、よくこんなこと言えたもんだが)を言った。これが突破口だった。
りょ:「んなもん、こう見えてもまだ生えてねぇっつうの。それより早く入って来い、オヤジもお袋も兄貴たちも、まだあとがつかえてんだから。あとでゆっくり話そうぜ」と明るく話すりょうすけ。
オレは湯船につかりながら色々考えてた。
なんでブリーフだったんだろう?
生えてないって・・・?
あとで話そう・・・?
風呂からあがり、トランクス一枚でりょうすけの部屋に向かった。
続きます。
次はふたたびエロくなります。