のっちさん、じゃ下記の通りで。
楽な事→後処理が楽。すぐに洗い落とせる。
大変な事→ベッドの様にくつろげない。意外に水や水滴が邪魔。ローションが流れちゃう。ノボせる。
こんなトコかな。かずふみさん、ゆっくり読まさせて頂きましたよ!そうだね、風呂って必ず裸なんで、身も心も包み隠さずすべてをさらけ出すってトコが良いかな。それにしても経験豊富だね!東京住みなのかな?
元気だったとは言わないまでも、遊びに行った時に普通に生活していたヒカルの祖母の事を思い出していた。
光「俺あまり覚えてないんだけどさぁ、それを見た時一瞬なのか長い間なのか固まっていたんじゃねぇかと思うんだよ。それで急に我に返って抱きかかえてみんなを呼んで…。それから救急車が来て運ばれて行ったかな…」
その後ヒカルが考えている様子だったので黙っていた方が良いかなとも思ったが、無言が長く続いたので意を決して聞いてみた。
俺「それで…お婆ちゃんはどうなったの?」
光「なんとか助かったみたいだけど…でも多分長くはねぇよ…意識戻らないし」
そう言うヒカルの顔は切なそうでもあり物憂げな感じでもあり、今まであまり見せた事のないなんとも言い難い顔をしていた。
俺「そっかぁ…」
ヒカルとお婆ちゃんの関係は微妙なものがあって、以前からあまり仲が良くなかったという話は聞いていた。ただしそうではあっても身内の事なので死に直結する話になるとヒカルの様に落ち込むのは当然かもしれない。
俺「でも入院してるんでしょ?ならこんなトコにいるのはマズいよ!すぐに行って上げなきゃ!」
動かないヒカルの腕を引っ張るが、ヒカル自身動こうとはしなかった。
光「いや…行きたくない…んだよ」
俺「なんで?」
光「よく分からない…なんていうか…俺がもっと早く気づいてやれば…」
なんだか目が虚ろだ。
俺「何?」
光「物音がした時もっと…俺のせいで…だから会わせる顔が…」
俺「ヒカル?」
光「俺のせい…俺のせいで…」
俺「ヒカル!!」
エッチの時にはあれほど意識的に俺を攻めていたのに、祖母の話になってから段々とおかしくなり、全く視点も合っていない状況だ。
こんなヒカルは見た事がない。というよりヒカル意外でもこんな姿を見せた人は過去にいなかった。
ヒカルの両頬を片手で挟む様に掴んで強引に俺の方を向かせた。
俺「ヒカル?」
光「…うん?」
俺「大丈夫?帰ろ?」
光「あぁ、そうだな」
ようやく我に返った様だった。