大学生になって友達も出来た。勉強のほうはヤバイけど(汗)
彼女は出来ていない。女友達はいるけど彼女はいらないなぁ。それが俺の本心です。
やっぱ俺は男がいい。大学でもカッコイイ男がいるとつい目で追ってしまう。そんな俺は童顔で小柄な高校生に間違われるような男です。でも見た目はゲイに見えないからバレてはないと思います。
先日友達が増えました。
その男が加納直哉っていう不良系の男です。長身で俺と並ぶと親子ほど差がある。
同じ授業だったんです。大学では履修人数が多いと抽選というものがあるんですが、その抽選でどうしても人を減らしたいと教授が言った。
そのときに学生番号の下一桁を言った。
8番という数字だった。
俺は下一桁が8番だったから、友達を残してひとり退場することになった。あまり退場する人がいなかった。でも15人ぐらいは退場させられたような気がする。
俺は文句言いながら出ていた。そしたら
ドアのところでぶつかった。
そのときにぶつかった人が直哉だった。
俺「あ、すいません」(すげぇ恐い感じの不良だったから俺はちょっとしまったと思った)
直哉「あぁすいません、あ、この授業の抽選って終わりましたか?」
俺「あぁ、終わりましたよ。8番が落ちました。」
直哉「マジっすか?俺も8番なんすよ。なんだぁ〜じゃあ意味なかったんか」
俺「マジむかつきますよね」
直哉「ですよね。つーか一年っすよね?」
俺「あはい・・」
直哉「なんだぁ〜やっぱそっか」
俺「何学科?」
直哉「俺は経済学科、君は?」
俺「経済学科」
直哉「マジ同じじゃん」
それから俺たちは授業の話とかしていたら、仲良くなった。
直哉はワイルド系で恐い感じなんだけど、なんかカッコイイ気がした。恐い人と思っていたのに言葉遣いはしっかりしていたのでまたそこに惹かれてしまった。
俺はいつの間にか直哉に恋心を抱いていた。