薬を使われ、無数の男性器や玩具を突っ込まれたソコはかつて排泄用の穴であった面影は全くなく、トロトロに蕩けており、もう本来の機能を果たすことは二度と出来ないのではないかと思える程だ。
広がりきったそこからは生々しい雄の匂いがして、時々、音を立てて中に注ぎ込まれたーーーーーーいや、注いで貰ったモノが溢れ、その度に放心し、虚ろな眼で宙を見たまま声を出した。
人間と言うより、むしろ動物に近いその声はもはや理性など失ってしまったそれに丁度良かった。
周りの男達は自らの欲求を充分ソレの中に吐き出しているので、ソレを見て欲情することはなかったがまだそれに対する興味は失っていなかったようだ。
緩みきったガバガバのソコに一人の男が指を二本侵入させて、上下に揺さぶりながら言った。
「なぁ、こんなんでも感じんの?グッチョグッチョ言ってんぞ?」
男は意地悪く笑みを浮かべて言ったが、ソレには見えていないし、きっと聞こえてもないだろう。
だって、ソレは指が侵入するかしないかの時点で、既に迷惑な程大きい声で発狂したように叫んでいたのだから。
数人の男が指で耳を塞ぎ、周りの者と視線を合わせながらひやかすように笑った。
そして一人目の男に続き、次々と男達がソコに指を入れていく。
人差し指が四本と、中指が四本、四人の計八本の指がソコを上下左右に拡げ、奥まで見えるようにした。