安西は急に起き上がったと思うと、こちらに顔向け
安西「ケツ痛い」
と一言。
いや、自分でやる気になっといてそれは無ェだろ(笑)って感じで
俺「気持ち良かった?」
安西「良くねーよ!太一さん意地悪ィし!下手くそだし!」
俺「イったのに?」
安西「…無理矢理じゃん」
俺「あんなに喘いでたのに?」
安西「痛くてつい声出るんだよ!」
まぁアレです。
終わった後に急に恥ずかしさが来る典型的な例。
何だかんだ文句を言い放った後、
安西は大きく溜め息を吐いた。
安西「…俺部屋に来るまで太一さん犯す気だったのに…」
何ですと。
安西「太一さんがもっとヤバいぐらいに酔ってたら、マジで襲うつもりだった、俺」
聞く限り、あれだけフラフラしてた俺が
(呂律が回らない云々は置いといて)あまりに元気だったため、
レイプ(笑)は出来なかったとの事。
俺「俺の処女膜は、お前みたいな若造には破らせん(笑)」
そんな事を冗談めいて笑って答えて
俺「安西、アプローチ強かったから。俺もその内、襲ってたかもしれないな」
と付け加え言ってみると、
安西「は?何それ」
意味が分かってない様子の安西。
俺「最初に言わなかったか?俺、女でも男でもヌけるの。バイっつーの?」
ココで初めてのカミングアウト。
親も友達も知らない超機密事項。
安西「は、え?マジ?」
俺「まじ」
安西「俺に襲われたり、好きとか言われても何とも無い?」
俺「無い無い。むしろ嬉しいし。どーもゴチです(笑)」
安西「………」
沈黙。
まぁこんな感じの雰囲気が暫く続いて、
俺の眠気がピークだったので
もう一回だけ呆然としていた安西に口付けて、帰らせた所でこの日は終わった。
それからは気が向いた日に安西が部屋に遊びに来る(と言っても精処理目当てが殆どだったけど)日が数ヶ月続いた。
とりあえず、初日の体験談はここで終了。
文字数足りないので、
次に補足スレ立てます。