続き……
先生はゆっくり僕に近付いて来て、耳元で
先生『彼女とヤッてる映像を流していいのか?』
基本的に,首筋と耳がかなり弱い自分…まぁ関係ないけど。だから耳元で言われて、背筋がゾクッとした。
彼女に迷惑がかかってはいけないので,必死だった。
自分『それだけは…やめて下さい』
すると先生は『じゃあ……』と言いながら、ゆっくりとYシャツの上から体を触ってきた。
自分『ちょっ,やめ…』
ビックリして先生を押してしまって,先生は壁に頭をぶつけた。しかも動かない……。
自分『え? 先生?』
ヤバいと思い,急いで先生のもとへ駆け寄った。
自分『大丈夫ですか?』
そう僕が言った瞬間……
バッと勢いよく先生は僕を押し倒し,馬乗りになって口を片手でふさいできた。。
自分『んー! む゛ぅ』
大声をだそうと思っても出ない。
先生は鬼のような形相で僕の制服のネクタイを緩め,Yシャツのボタンを外してゆく…
僕は両手は自由だったので,必死に抵抗した。
その時―――
廊下で足音がした。話し声もする。多分生徒だ。
先生『チッ"』
先生は立ち上がり、DVDを取って,ドアの方へ歩いた。
そして部屋から出る時,ふりむきざまに
先生『バラされたくなかったら、誰にも言うな』
そう言って帰っていった。
僕はもう放心状態で、5分ぐらいボーッとしていた。 何も考えたくなかった。
しばらくして服装をなおして,部活には出ずに僕も学校を後にした。
自分の家に着いた時にはもう7時だった。
カメラがある… その事を思い出して、部屋中探し回った。
玄関,風呂場,トイレ………
なんと全部で10コ。 一体いくらしたのだろう。50万? まさか100万?
そんな事は実際どーでもよかったのだが,
そして,大家さんに頼んで、鍵を近いうちに変えて貰うことにした。 理由を言うのが面倒なので、鍵穴が不調とか何かよく分からない事を言ってごまかした。
宿題があったが疲れていたので、シャワーを浴びてすぐに寝た。
―次の日―
なるべく先生に会わないように…ちょうど今日は有田先生の担当してる数学Tではなく数学Aだったのでちょうど良かった。。
放課後は部活があったので、彼女とは土曜に会う約束をして部活に向かった。
6時まで部活があり、僕と同級生の数人はずっと残っていた。
7時くらいになり、僕は電車でみんなは自転車なので先に着替えて帰った。
_続く_