あっ、突然すいません…。よくわかんない人は夢の箱で検索してみてください!それか…青い空で
聡は舌を絡ませてきた。クチャクチャ言ってる。何時の間にかオレは目をつむって身をゆだねてしまった。そして聡がオレの股間に触れた瞬間、ハッと気付き聡を吹き飛ばした。
航「ちょっと落ち着けよ!オレ男だぞ?!冷静になって考えて見ろよ!」
聡「…ごめん。なんか…調子乗っちゃったな…あっ、勉強しよっか!」
そうして勉強を始めた。オレは気まずすぎて話をふらなかったし聡も無言でやってた。そうこうしてる間に夜になってしまった。
航「もう外暗いけどどうする?」
聡「あっ、帰るかな!泊まっちゃ悪いし!」
航「わかった。じゃあ明日、学校で」
聡「じゃあな!」
意外と聡からは気まずさというのは感じられなかったがオレは不快でたまらなかった。なんていうか…変な感じ。
しばらくして中間も期末も終わり、外はもう夏ってかんじで暑くて仕方なかった。部活も大会が近づき忙しくなっていた。何時の間にかオレも三年中心のレギュラーチームの一員となりほかの一年よりは忙しかった気がする。そんなある日の練習後、佐伯先輩というバスケ部エースでなかなかモテるらしい先輩に声をかけられた。
佐伯先輩「よっ!調子はどうだい?」
航「…なんかよくないです」
佐伯先輩「ん?なんかあったの?」
航「いや……別に。なんもないっす。」
佐伯先輩「ん〜〜なんかあったらすぐ言えよ!別にオレじゃなくても部長でもいいし☆」
短いツンツンの髪をかきながらいった。オレからみればかなり背の高い先輩もなぜかいつもより小さく見えた。
航「…はい。」
なぜか最近調子が悪かった。理由はよくわからない。しかも聡に襲われた以来…。あれ以来話しかけもしないしかけられもしない。挨拶程度。
そして終業式の日。
川上「おい!また告られたんだって〜?」
航「ばか。今言うことじゃないだろ…」
川上「まぁまぁ!んで二組の……」
航「おい終わったぞ。」
その瞬間誰かに腕をつかまれ誰よりも早く体育館の外にひっぱりだされた。
航「ったく。誰だよ…」
と振り向くと聡だった。
聡「ん!」
と聡は顔を真っ赤にしながら紙を渡し、走り去っていった。
中を見ると携帯アドレスと電話番号がかかれた紙だった。偶然、この日の一週間前に親がなかなか家にいないからという理由でオレも携帯を持たされたばかりだった。ってか誰にも教える気なんかなかったけどなぜか聡なら…って気持ちになれた。部活が終わり家に帰って慣れない手つきでメールしてみるとすぐに返ってきた。