いつだったけ、覚えてないけど・・・
先輩にあったのは結構前。屋上の鍵を独り占めしてて、
昼休みに行くとフェンス越しに校庭をみてた。
最初は会話なんて無くて、ただたまに会釈するだけだった。
先輩は黒髪でちょっとくせっ毛で外はねしてた。
わざとなのかどうなのかは知らないけど・・・・・。
背丈は同じくらい。たれ目でなんかしらないけどいつも笑顔。
オレは高一だったから先輩なんだなってことはわかってた。
それしか知らなかったんだけどね。
ある時、久々に朝ねむくて弁当をもってくんのを忘れたときがあった。
しょうがないから購買でメロンパンとコーヒー牛乳を買って屋上に行った。
そうしたら先輩が
「やぁ。今日はパンなんだ♪」
って話しかけてきた。先輩の肩までのくせっ毛が風にゆれる瞬間。
オレなんていっていいのかわかんなくて・・・
「あっ、えっとー//////」
困って口ごもってしたら先輩が
「こっちきなよ、いつも扉の近くで食べてるからさ。」
「あっ!はい。」
「君ってあのテニス部の高原要君でしょ〜?」
「えっなんで?」
「だってテニス部でよく表彰されるときみたから」
「それで・・・えっと先輩のお名前は・・・・?」
続きは少し待ってください。
これはノンフィクションです!!