そんな感じで俺はジュン先輩の隣に座って授業を受けた。
先輩はやっぱり頭は良くなくて、俺のノートをときどき確認してきたり、講師にも質問したり。勉強に対する姿勢は意外と真面目だった。
授業が終わって、俺は片付けようとしたのだが、消しゴムがなくて周りを探していた。
「しゅんすけ?何探しとん?」
他の人はもうみんな教室を出てて、残ってるのは俺とジュン先輩だけだった。
「いや、消しゴムがなくなったみたいで」
そう言うと、ジュン先輩も探してくれた。
「お!あったで!」
「あ!ありがとうございます!」
ジュン先輩は手のひらに消しゴムを乗せてぼくに渡そうとした。
すると消しゴムを握り締めて、その消しゴムをパンツの中に入れてしまったんです!
「え!なにするんすか!?」
俺は驚いて、かなり戸惑った。
「いや、気にせず取ればええよ。ほれ」
ジュン先輩はそう言うと、ズボンを下げてボクサーパンツを見せてきた。
俺はただ目の前のふくらみに見惚れてしまった。きっとデカイだろうな。
けど、あの中に消しゴムがあっても取れないだろ!先輩は俺をからかってるんだ。
そう思い、俺は必死で先輩に言う。そういいながら俺は半立ちしている。
「いやいや、返してくださいよ!そんなところにあったら取れませんよ」
先輩はニヤニヤして笑いを堪えるので必死で、ついに吹き出した。
「アハハハ!嘘嘘(笑)冗談だよ。ほら!」
先輩は消しゴムをパンツからではなく、手のひらから俺に渡した。
1度もパンツには入れてなかった。俺はまんまと騙されたってわけ。
俺はマジで恥ずかしくて顔が真っ赤になった。
「しゅんすけマジ最高!そんな必死にならんでもええのに(笑)かわいいなぁ(笑)」
先輩があまりにも笑うから、俺は少し先輩を睨んだ。
「ごめんごめん(笑)しゅんすけ、怒るなって」
ズボンを上げながら先輩はまだ笑っている。
俺もなんだか可笑しくなって、吹いてしまった(笑)
「マジ焦りましたよ(笑)先輩頭イカれたのかと思いました(笑)」
「おいおい、それは言い過ぎだろ!(笑)けどマジおもろかったわ!」
そう言いながら俺らは教室を出た。
「しゅんすけもう今日は帰るの?」
「はい、昼から寝ようと思ってます」
「じゃあ俺ん家来いよ!すぐそこなんだよ」
「いいんすか?嬉しいっす!でも俺クーラー効いてなかったら無理ですよ(笑)」
「お前顔に似合わず、ずうずうしいなぁ(笑)まぁ俺ん家オアシスだから」
「じゃあ行きます!(笑)」
つづく