「オペ」が始まった。
まず穿いていた半ズボンをずり下ろされる。トランクス1枚になった。ヒロキが懐中電灯で俺の股間を照らしているらしい。タオルケット越しに少し明かりが見えた。コウヘイが俺の股間をトランクスの上から触る。俺は既に半勃起していた。
コウヘイ「ショウさん勃ってる」
フミヒロ「どれどれ?」
フミくんは俺のトランクスを一気に脱がす。俺は下半身丸出しの状態になった。夏の熱気あふれる部屋の中だったが、股間はスースーしていた。
ユウタ「オペしまーす」
ユウタが俺のチンポに直接触る。俺はその時、仮性包茎だった。だから一応剥ける。ユウタは人差し指と親指の2本で皮をむいたり被せたりする。
俺「あっ」
コウヘイ「すごくビンビンになってきたー。でっか」
俺のチンポのサイズは大きい方である。当時俺はオナニーを覚えたばかりで、精子はやっと出るようになったばかりだった。今、自分の手じゃない手でしこっている。いや、しこられている。すごく気持ちいい。
フミヒロ「こっちも検査しないとな」
フミくんは俺の乳首をつねってきた。全身にしびれが走る。チンポからは先走りが流れ始めていた。といっても小学5年生だった俺の先走りは先端が少し濡れる程度だったが。
ユウタ「なんか出てきた」
コウヘイ「ほんとだ」
ユウタ「オペ終了ー」
これからがいいところだったのに。でもこれ以上何があるのかなんてユウタやユウヘイは知らなかったんだと思う。ただ「その時は」の話である。フミヒロはそういった知識には長けてた方だった。
俺はこの3カ月くらい後、フミくんにあることを教えられたんだ。
<つづく>