僕は酒に弱くて飲むとすぐに気持ち悪くなってダウンしてしまう。
だから飲みに行くこともあまりなく、行ってもサークルの飲み会等の複数人で行くものだ。
でもその日は嫌なことがあって、何もかも忘れたい気分で初めて一人で酒を飲みに行った。
店の中ではそうでもなかったんだけど(勢いもあって…)店を出たとたん、酔いが一気に回ってきて、かなり気持ち悪くなった。
足はフラフラで真っ直ぐ歩けない。
気分的にはもうどうにでもなれっていう気分だったんで、よろけながら繁華街をさまよった。
週末の飲み屋街ということもあり人はかなり多かった。
僕は立っているのもしんどくなり道端で座り込んでしまった。
人の目を気にする余裕はなかった。
むしろこんな僕もここでは珍しくなかった。
ふとすぐ視線の先にも酔いつぶれて寝ている人がいたのだ。
意識がもうろうとしながら僕もあんな感じかと思った。
立つことすらしんどいし、もうどうでもいいやと思った。
僕は路地に腰を置き、建物の壁にもたれ掛かって目を閉じた。
少し寝たか寝ていないかくらいで目を開けた。
すると僕のもうろうとした視線の中にかなりタイプの男の子の顔が飛び込んできた。
さっきはよく見えなかったが僕と同じように路上で酔いつぶれている少年だった。
髪は金髪で色白、服装は細身のTシャツと7分の黒いパンツだった。
顔をよく見ると推定17、8才というところ。
ちょっとヤンチャが入ったジャニ系という感じでかなりタイプだった。
その子は完全に寝ているようでピクリともしないでシャッターのところにもたれ掛かっていた。
僕は近くで見たくなり立ち上がって近づいた。
かっこかわいいという言葉がピッタリの顔をしていた。
僕は立っているのがしんどくなり、その子の横に座った。
普通なら少し怖いっていうのもあるしこんなことはできないけど。
酔っていて考える気力もなかった。
僕の気配に気付いたのか、その子はピクッと少しだけ動いた。
僕は少しドキッとした。
僕の酔いは少しだけさめてきたのかもしれない。
彼はよほど飲んだのか衰弱しきってるようだった。
その時、僕の頭の中に悪魔のささやきがよぎった。
(チャンスだ〜、ちょっと触っちゃえ〜。)
酔っていたせいもあるし、かなりイケメンでタイプだったというのもある。
僕はドキドキしながらいけない気持ちを抑えきれずにいた。
もう夜中の3時ころ、人通りも少なくなっている。(と言ってもけっこう通るが…)
ふたりで並んで座っててもツレ同士にしか見えないだろうし、介抱しててもおかしくはないはず。
とにかく周りの目は気にしないでおこうと思った。
僕はいきなり起きたらまずいと思い、まずは肩にそうっとそうっと手を伸ばした。
(ドキドキドキドキ)
肩に触れた。
起きる気配はない。
さらにドキドキしてきた。
肩を軽ぅく揺らしてみた。
大丈夫そうだ。
緊張と興奮がほぼ酔いを冷まさせていた。
ドキドキしながら胸に手を持っていった。
彼は今風のキュッと閉まったかなり細身な体をしていた。
(スー)っという彼の寝息が聞こえた。
僕は意を決した。
というかもう興奮が抑えられなかった。
右手をゆっくりとズボンの上に持っていった。
最初は生地の感触しかわからないくらいそうっと触った。
ドキドキの鼓動の音で起こしてしまうんじゃないかというくらい、僕の心臓は激しく揺れた。
僕はひざの部分からちんこの部分へと手を移動した。
当然ちんこはたっていなくて、むにゅっと柔らかい感触だった。
たまらなく興奮した。
見知らぬイケメン少年のちんこをこんな場所で触っているなんて…。
むにゅっとした少年の股間は妙にすごくエッチだった。
僕は起きないようにと思いながら、そうっとさすり続けた。
寝ている子のたっていないむにゅむにゅちんこを触るのは思った以上に興奮した。
しかも顔を見るとカッコいい〜。
すると、
彼「んんーっ」
やばいっ。
起きそうだ。
僕はびくっとして手を離した。