次の日、
僕は合宿会先の
電話番号に
電話をしたのである。
すると、
数秒したら
とても
良い声がする
男の人が出たのだ。
僕は緊張してしまい
自分の名前を
噛んでしまった。(笑)
恐らく…
インストラクターの人だろう。
クスクスと
笑いながら
県と
学校名を聞かれた。
次は
噛まずに言えた…(笑)
10分程、
話を聞き僕は電話を
切った。
出発は2日後で
待ち合わせの
場所までバスで5時間は
かかるので
早朝に起きなければ
ならない…
(機嫌が悪かったと思う)
どうやら、
僕が50人中最後の
応募者だったらしい。
取り合えず僕は
親、地元を離れて
1週間、青少年合宿会
に参加する事に
なったのだ。
(実は楽しみ(笑))
別に何かを
期待していた訳でも
無かったのに…。
そして、
2日後僕は早朝に起き
大きなバックをしょい
バス停に向かった。
(機嫌が悪かった(笑))
そして、
5時間後…
集合場所の駅に
着いたのである。
そこには、
中学生、
高校生が
数十人集まっていた。
今回の50人募集した中
男子が38人、
女子が12人で
圧倒的に男子が多かった。
皆、
他人…。
他県からも
来ていて
全く見たことの
無い人ばかりだ。
僕は、
この知らない人達と
1週間と過ごすと
思うと不安になった。
その時、
坊主が喋りかけて来た。
(僕もだけど(笑))
野球部?
…そうだけど。
愛想無く答える僕。
何年?
…中3。
再び
愛想無く答える僕。
すると…
聞いても無いのに、
彼は答えだした。
野球部で
高1らしい。
先輩かぁと驚く僕を
見て、
彼は僕に向かって
手を差し伸ばした。
握手!
と言われたので
すんなり握手をした。
凄く
温かくて
なんか…
離したく無い気分に
なった。
彼の名前は、
げんき。
元気先輩だ。
そして、
皆が集まりくじを
引いてパートナーを
決める事になった。
そして、
運命みたいに
僕と元気先輩は
「17」番を引いたのです。
この1週間の
パートナーは元気先輩に
なったのだ。
なんだか
嬉しくなって
僕は元気先輩に
飛び着いた。
(彼は驚き(笑))
勿論、
移動バスの隣席も。
こうして、
青少年合宿会が
始まったのである。
-つづく-