指導教官の隆先生は、去年母校に赴任し、水泳部も結構いい成績をあげたらしい。
他の体育教官は、柔道部顧問で体育科主任の40代の剛先生、バレー部の晃先生、陸上部の貴先生、共に20代のイケメンだ。
他にもいるけど、日誌には関係ないのでカット。
2日は、俺の得意な水泳の授業だ。
前日俺は、大学のロゴの入ったスパッツ式の海パンを用意した。
この海パンは、去年インカレに出た時の、記念の水着だ。
2日目の実習授業の前に、水着に着替えて教官室に入ると、隆教官が「翔、実習で大学の名前を宣伝する気か。着替えてこい」と怒鳴られた。
俺は着がえる水着がないことを言うと、「これを穿け」と言われた。
手に取ってみると、インナーのない白のすけすけの競パンだった。
「嫌なら実習の単位はなしだな」
仕方なしに穿いてみると、チン毛ははみ出てるし、半ケツだし、何といってもチンぽの形がくっきり。
「この恰好で生徒の前に」裸を見せることには慣れている俺もさすがにためらったが、隆教官は「次の授業は高2の4組だ。早く行って体操しておけ」と言った。
「仕方ないか」俺はあきらめて、プールへ走った。