やはり夏だけあって暑い。ぼくらは汗だくだった。
「なあ、後ろ向けって」
Iはそう言うと抱きしめていた腕を緩めた。
「え?ああ」
ぼくはよくわからないままIに背を向けた。
するとIは腕をぼくのアソコに回し、つかんで扱いだした。もう片方の手はぼくの腹を這うように動かし、乳首をやさしくいじった。そしてぼくのケツの割れ目にIのアソコを挟んだ。Iが腰を振るとそれの先端がぼくの袋を押し上げる。耳元ではIの荒くなった呼吸を感じる。
「どこでこんな技覚えたんなぁ?」
そう言いながらぼくはなんだかとても恥ずかしくなった。素直に、気持ちいいって言えたらいいのに。
「フゥ。インターネット。けどこんなんやるのは初めて。ハァ。どんな?気持ちえかろう?」
Iが耳元で囁く。呼吸の激しさが伝わってくる。
「ようわからん。フゥ。ハァ。Iは気持ちいんかよ?」
正直、最高だった。
ぼくはIが腰を振るたびにピクピクと感じている。ぼくもIに合わせて腰を振る。
「俺?ハァ。俺は最高じゃな。じゅんきとだし。ハァ」
Iも興奮してるんだ。そう思うと嬉しくなった。ぼくもIが好きだ。Iの素直さがうらやましい。
Iの手は速くなり、腰のテンポも上がった。
なんだか熱くてたまらない。お互いの汗でぼくらはベトベトになりながらスピードは増していく。
「俺な、じゅんきのこと好きで。ようわからんけど」
ぼくはただいま幸せだ。けどなにも言えなかった。
ただ今はIの全てを感じていたい。
さらにスピードは上がる。
「フゥ、フゥ、、、ハァ、ハァ、、ウゥ」
お互いの呼吸だけが響く。
「アァ、、ウゥ、ア、、ハァ、ハァ、、」
限界がきた。
「やべぇ、、出そう」
「俺も、、、イクは」
Iは突然ぼくから離れた。
「ウッ、、、、」
ぼくとIはビクっと体を振るわせると同時に、思いっきり飛ばした。
白い液は壁と床に散乱して、ドロっと垂れた。
「ふぅ。俺ら、息ピッタリじゃん笑”」
振り返ってIを見ると、紙でアソコを拭きながら、全身汗でぐっしょりで、ぼくに微笑んだ。
「うん、はぁ。そうなもな笑”」
ぼくはその微笑みになんだか照れてしまい、Iに渡された紙で自分のアソコを拭いてズボンを上げた。
「帰るか」
Iもズボンを上げて、トイレを出た。
ぼくらは平然と普段通りに会話をしながら帰る。
「今度さぁ、じゅんきん家行っていい?」
途中Iが言ってきた。
「お前エロいから家には入れん」
ぼくはつくづく素直じゃない。
「なんでな?ただ遊ぶだけじゃろ。何考えとるんなら笑”」
「うるせぇ!じゃあIの家でいいじゃん」
「そんなに俺ん家来たいんか?それならしょうがねえ。なら、土曜泊まり来いよ笑”」
「お前実は最初からそのつもりだったろ?笑”ええよ。行ってあげらぁ」
そしてぼくは土曜日にIの家に泊まることになった。
つづくかな?笑”