男性が性病にかかると、
尿道炎をおこして尿をするときに痛みや熱さを感じたり、濃い分泌物、膿など比較的性病の自覚症状が出やすいのでわかりやすいのですが、最近は自覚症状の無いクラミジアが若い世代を中心に流行して問題視されています。
特にクラミジアは、症状が治まっても菌が完全に消滅していない場合はパートナーに感染させる可能性が大変高い性病です。早めに性病検査を受けましょう。
男性が淋病にかかると、ひどい排尿痛と黄色い膿の症状が出てすぐわかります。
男性がカンジダにかかった場合は性器の痒みや排尿時に軽い痛みを覚えます。
男性が梅毒にかかると陰茎にしこりができ、すぐに潰瘍化します。また太ももの付け根に痛くないリンパ節腫脹などの症状もみられます。
性器ヘルペスに男性がかかると、初期症状は軽い痒みや痛みでます。後に強い痛み
や痒みに変化し、痛みと共に水泡や潰瘍ができます。激しい痛みで歩けなくなったり、排尿できなくなったりもしますので、注意が必要です。
コンジロームに感染すると性器や肛門の周りにニワトリのとさか状のイボが多数出来ます。1mm程度だとほとんど自覚症状がありませんが、大きくなってくると自覚するようになります。痛みや痒みがない症状が多く、治療によりイボはなくなりますが、コンジロームは再発することが多いのが特徴です。
エイズの初期症状として多いのは、口腔カンジダ症が多く、不明熱、体重減少、寝
汗、全身倦怠感などがあげられます。これらの初期症状の後にエイズが発症します。
性病科などで診察してもらうには勇気がいることですが、パートナーに感染させないためにも早めに性病検査しましょう