▼AJさん:
非常に難しいことですが、学術的に言えば『無いとはいえない』です。本来、遺伝は形質遺伝が大半で考え方や感じ方は後天的なものが多いです。育つ環境が違えば、好みの女性が変わる・・・みたいな感じで。
なぜかというと、遺伝子に考えを司る部分が発見できていればいじくることも可能ですが、私は聞いたことがありません。普通は、体の形を決定して、様々なアミノ酸を作る・・・・というのが一般的な役目なので。
怖いのは、同性愛と無性化を混同したり、性同一性障害や半陰陽(インターセックス)を混同する方が多いという現実です。
環境ホルモンなど、雑多な環境要因によって”男性になりきれない”場合はあり得ます。結果として『自分はゲイだ』と思う方もいるかもしれません。ただ、その場合は体に特徴があり、女性的で華奢なボディーラインや性器の未発達などが挙げられます。
確かに、染色体遺伝子のように性別を決め、性愛対象に関する遺伝子がある以上、同姓に対する愛情を持つという遺伝子がある場合はありますが、普通これは劣性遺伝だと考えるべきで、異性愛によって生まれた人間が遺伝子の影響で同性愛になることは、普通はあり得ません。性愛対象やそのタイプが決定されるのは第一次成長と二次成長の時で、要は幼少期と思春期の環境が最も影響を与えます。
ただ、ここからは学術的な視点からではなく、推測よりもより低レベルなものかもしれませんが、現在進行形で人間は多くなっていますし、先進国の生活レベルはぬるま湯につかるようなもので、結果として、人間を減らすために同性愛的要因が突如現れたり、遺伝子的に生命力が衰退している可能性はあります。
正直、同性愛と異性愛に差があるかといえば、最も大きな差は子供を産めるか産めないかです。そういった点で言えば、同性愛は異常なのではなくて、子供を多く作らないようにするシステムであるとすら極論できます。
まぁ、一般的な同性愛やセクシャルマイノリティに対する認識が変われば研究されるかもしれません。でも、今は殆どされていませんので、分からないというのが正直なところ・・・・。
長々とすみません;