▼泣き虫さん:
ノンケに恋をしてしまった、とか、いけない相手を好きになってしまった、というゲイブログやゲイ悩み相談記事って意外と多くありますよね。
悩みますよね。
上手くいくわけがない、わかっているのに止まらない愛情。
好きになってしまった。
触れたいのに触れられない。
先に進んだら全てが壊れるかもしれない恐怖。
それならば何も言わずに、自分一人で苦しんで、忘れた方がいい。
そうした方が良いに決まってる。
せつない。好き。触れたい。
このループですよね。
僕は、セクシャルマイノリテーのコミュニティーに積極的に参加している方ではないので、あんまり知り合いって多くないんです。
好きになるほど深く関わったことがないというか。
だから男の子に恋をするときはいつもこのように苦しい気持ちになります。
きっとノンケに恋をしたことのある方なら共感してもらえるのではないでしょうか。
はじめにずばり結論からいきたいと思います。
私的にノンケと付き合うにはポイントが3つあります。
(こんな駆け引きをしながら恋をしているわけじゃないですよ笑 今頑張って考えたんです)
1つ目は、ポジティブ精神。
2つ目は、自分の見る目を養うこと。
そして、一番大事なのが、自分磨き。
ノンケに恋している、片思い、悩みとかの他の方の記事を読むと、意外と相手のことを書いている人が多いんです。
相手がノンケだから、
相手は女が好きだから、
相手は自分のことは単なる友達だから、
相手はモテる、
とかね。
でも私的に最初の段階で大事なのは「相手」じゃないと思うんですよ。
自分なんです。自分。己。
最初にあげたポジティブ精神ですが、これは大事ですよ。
まず、ノンケを好きになったということは、それだけで頑張らないとってことなんです。
悲観視している場合じゃないんです。
同じ同性愛者を好きになるのとは訳が違うんです。
人類みな兄弟とか同じ人間、とか、言いますけど、それはそれで、これはこれなんです。
意中の子と付き合いたいんですよ。触れたいんです。恋人同士になりたいんです。
彼を自分だけのものにしたいんです。
そのためには、意中の相手の、恋愛対象内に入らないといけないわけです。
ほら、今、「いや、ノンケなんだから無理じゃん」って思ったあなた。
ネガティブすぎます。
ポジティブに行きましょう。
今の段階で無理でも、先のことなんて誰にもわからないじゃないですか。
小さい頃、セロリ嫌いだったでしょう?でもある時、
「あれ、これ美味しい!!お母さん何これ!?」
「セロリよ」
「・・・・・・え・・・・!!??」
という経験はあるでしょう?(僕の実話)
本当に先のことなんて誰にもわからないのです。
意中の相手、その子自身もわからないのです。
ものすごいポジティブ精神でしょ。
でもこれくらいの勢いがないと、相手を振り向かせることなんかできません。
何が何でも振り向かせるんだ!!っていう精神こそが、大切なのだと私は思います。
でもここで2つ目のポイントが出てきます。
「自分の見る目を養うこと」
いくらポジティブでも、相手にその気がなきゃダメです。笑
なんか矛盾しているように思えますね。
私も頭ごちゃごちゃになってきました。
でもここも重要なポイントなのです。
良いですか、この世界には70億人という人類が存在し、たった一人の人を好きになって、付き合いたいと思うわけです。
その人を好きになること自体が奇跡だし、その相手が自分を好きになることも、奇跡なんです。
男女だって同じだと思いますよ。
マジョリティなんだから確立高いじゃんって思っても、70億人と比較すれば、どっちの確率だって大して変わりません。
男女のカップルも同性のカップルも、それはそれは奇跡的な数字のもと誕生したカップルなのです。
よく、カミングアウトをしたら、「え、僕のこと襲わないでね」と言われ憤慨した、という話を聞きますが、まったくその通り。
君なんか、襲わないよ、この世の中があなたと僕、二人っきりになってもね。
っていう感じですよね。
でもこれ(君なんか襲わないよということ)っておそらく男女にも当てはまることなんですよ。
同性愛が珍しく、非日常的なものだから(不本意ですけどね)、思わず、自分に対して好きという感情を持たれるんじゃないかと自己防衛に思って言ってしまっただけ。
いくら自分の恋愛対象が男性だからって男性全てが恋愛対象になるかっていったらそうではない。
いや、そういう人もいると思いますが、それを否定しているのではなく、僕的にですよ。
全然抱けない人もいる(失礼だけど笑)
男女ともに恋愛対象になる人だって、異性愛者だってそれはそうなんじゃないでしょうか。
そうした時に、絶対あなたは恋愛対象にはならない、絶対に。
っていう人を好きになっても無駄です。
そこで、ポジティブ精神を出して、いや振り向かせるんだ絶対に!!!!と思うのは素晴らしいポジティブ精神だと思いますが、そのポジティブ精神を見誤ってはいけません。
こういう点は、恋愛は相手ありきってところですね。
自分だけ見つめていても、相手にその気がなければ絶対的にダメっていうね。
同性愛者に嫌悪感を抱く人も残念ながらいる、ということです。
でも別にみなさんも嫌いな人、いるでしょう?
だからそんなに悲観視しなくてもいいです。
そういう人を好きになってしまった自分の見る目がなかっただけなのです。
もっと可能性のある人を潜在的に見つけ出せるように、頑張りましょう。
日々の生活から、この人は偏った考え方するな、とか、この人の考え方は面白いな、とかそういうところに注目しておけば、いざ告白してダメだったときも、理解を示してくれたり、そういうことがあります。
つまり、人間的に出来ている人を好きになりましょうってことです。
頭が良いとか、成績が良いとか、社会的地位があるとかそういうことじゃないですよ。
人間的に、です。
そういう人を見つけるためには、
自分を磨きましょう。と続いていくわけです。
いろんな人を見ることです。
老若男女、どんな人間でも良いので、色んな人間を見ることです。
もちろん、人数が多ければ良いってもんじゃないです。
人数で勝負なら、だって僕29歳ですよ、こんなくそおやじ?が何をほざいてるってなります。
自分のいるコミュニティの中で、精一杯色んな人を見て、学ぶのです。
そして理解するんです。
いろんな考え方の人がいるということをね。
そうすれば人として大きくなれるんじゃないかって思うのです。
人を見る目を養いながら、自分自身を成長させることが大切ですよね。
何かに真剣に打ち込んだり、勉強したり、夢に向かってがむしゃらになったり。
そういう人は、魅力的です。
魅力的な人は、人を惹きつける何かを持っているし、なんでしょうか、素敵にうつるものです。
そして、類は友を呼ぶのです。
魅力のない人を積極的に好きになる人はめったにいないと思います。
ものすごく魅力的で思わず吸い込まれてしまうような、そんな人間になれたら、恋愛対象っていう大きな壁は、あってないようなものになります。
だからノンケを落とすためには、自分が大切なんだと思うのです。
相手が自分を好きになってくれるか、じゃなくて、どう相手を振り向かせるか、なんです。
振り向くこと前提に考えなければ、振り向くものも振り向きません。
後半は完全なる理想論になりました。
決して僕がそんな完璧な人間であると言いたいわけじゃないです笑
僕はそんな人間を目指しています。
その過程で、彼と言う大切な存在を得ることが出来たんです。
彼のことを大切にしたい、幸せにしたい、その相手が自分であることを願って、思いを告げたあの日。
間違いなく彼の中で人生が変わったと思います。
それを良い意味にするも悪い意味にするも僕次第。
絶対に・・良かったーーと思わせたいと思う!!!!!!!
どうでしたか、完全なる自己満足の文章。
単なる僕の持論なので、私はこう思う!絶対違うよ!という意見もあると思いますが、
へーコロンてそういうふうに考えてるのねって思ってくれればうれしいです。