▼アルカリイオンさん
同性恋愛をしていると、人の目を忍んで交際を続けていくことになります。
男同士でデートをしているところを誰かに見られては困る、という不安をいつも抱えている人も多いはず。
仕事やライフスタイルの事情に追われてなかなか時間の取れないカップルは、たとえ週に何度も会えたとしても、少しの時間しか都合がつかなかったりいつもラブホでのセックスデートで終わってしまったりします。
普通の男女カップルのように、あるいはお互い学生同士の同性カップルのように、一緒に映画を見て食事をしたり、遠方に出かけたり旅行に行ったりなどということは、うまくいっても年に何度か。
たまには普通のデートもしたいけど、二人っきりでゆっくりできるからいいか・・・と自分を納得させるのですが、こういう時ふとよぎる不安があります。
これはただのセフレ状態なのでは?
都合のいい男になっていないか?
そこで「私たちはセックスだけじゃない」という理由を探し始めるのです。
彼は優しいし「愛してる」と言ってくれる。
メールや電話だってしてくれるし、何より気持ちがある。
誕生日にはプレゼントもくれた、会っても毎回セックスするわけではないし、以前別れを切り出した時には必死で引き止めてくれたetc・・・・。
しかし現実にはほとんどセックスするだけのデート。
不安を打ち明けると「忙しくて余裕がない」などとたしなめられる。
お互いに愛し合っていると信じてはいても、状態としてはセフレと一緒なのではないか・・・・という不安と不満。
このような同性カップルは少なくないと僕は思っています。
結論から言うと、男はセフレにも優しくできるし、「愛してる」も言えます。
毎日電話をしたり、「別れたくない」と悲しい表情もできます。
それは必ずしも愛情からではなく、今の関係を続けていきたいという欲だけでもできることなのです。
セフレといえども相手はそれぞれの人格をもった人間であり(ホモセクシャルな)男であるということをお互いが知っています。
駄々をこねられて離れていきそうだと感じれば、彼氏の機嫌を損ねないようにメンテナンスをするのです。
ちょっと謝ったり優しくすれば、今後も楽しいセックスライフが続けられるのならお安い御用なのです。
「セフレなら他にもいる」とは思っても、今手にしているこの肉体を手放す理由もない。
そういう気持ちで行動できる男もいる、という話です。
僕たちはセックスだけの関係ではない、という確証が欲しいなら、彼の行動の原動力となっているものを見分けることです。
優しくしてくれるのも性欲を満たすだけかもしれないのだから、彼には何の得にもならないところで判断をしなくてはいけません。
つまり彼自身のためではなく、二人の今後のためでもなく、あなた=彼氏のためだけに動いてくれることはあるのか、ということです。
「割り切って付き合う」という言葉があります。
お互いを束縛し合ったりいろいろ要求をして困らせたりしないで、会っている時間だけを楽しむという関係です。
もっと端的に言えば、セックスだけを楽しむ関係=セフレのことです。
仮に恋人の口から「少しは割り切ってくれ」などの言葉が出てきたら、それは「セフレでいよう」という通告であると認識すべきです。
もっとも、お互いに了解の上であれば「セフレ」という関係も悪くないのかもしれません。
余計な悩みや厄介事を一切持ち込むことなく、快楽を追求することだけに専念できるわけですから。
いっそそこまで割り切ってしまえたら、社会的立場が違っても、年の差が離れても恋愛も気楽に楽しめるのかもしれません。
それでも。君が納得しなければ、別な男を探せばいいのです。
いい男は世の中に探せばいくらでもいるはずです。
プラトニックな関係を求める男も世の中には、同じくいくらでもいるのですから。