▼まことさん:
同性へ片思いしている方は、とても苦しんでいるのではないでしょうか。
ですが、同性へ片思いしてしまう気持ちはおかしいことではありません。
まことさんと同じ境遇の人々は、世界中に数え切れないほど存在しています。
「片思いしている彼の恋愛対象の性別をさりげなく確認する。」
まず、片思いしている方の恋愛対象を確認することからスタートです。
恋愛対象指向は、男性が女性を好む・女性が男性を好む「ストレート」、男性が男性を好む「ゲイ」、男性でも女性でも好きになれる「バイセクシャル」、他者に愛情を抱かない・愛情は抱いても性的欲情がない「アセクシャル」、という主に5タイプに分かれます。
まことさんが片思いしている場合、彼も、ゲイかバイセクシャルでなければ片思いが成就する確率がかなり低くなります。
ですが、恋愛対象の性別はあるきっかけで急に変わることもあるのです。
片思いしているストレートのあの人がゲイやバイセクシャルになる、もしくは同性が好きなあなたがストレートになることだって十分あり得るということです。
「ゲイやバイセクシャルってどう思う?」
「友達がゲイやバイセクシャルだったらどうする?」
と聞いてみて、
「絶対にあり得ない」
「考えられない」
という否定的な返答であれば、現地点では残念ながら片思いは成就しないでしょう。
この質問をしたことで「実はゲイ」と公表する人も中にはいます。
もしそうと分かれば、
片思いが成就する確率がグッとアップしますから慎重にアプローチしていきましょう。
ですが、
「おかしいと思わないし理解できるけど、自分は完全なるストレートだ」
という返答であれば、
「同性愛を差別的に思わない」
と言っているだけでOKサインが出た訳ではありませんから、焦って告白するタイミングを間違えないようにしましょうね。
「彼の反応を見ながら気持ちを抑える。」
片思いしている方から、同性愛に対して否定的な意見が返ってきた時は、
気持ちを心の中に留めておくことが大切です。
そこで片思いしている気持ちを思い切って伝えても、その時はスッキリするかもしれません。
ですが、ストレートである彼はどうでしょうか。
友達としても理解できず、あなたから離れていく可能性があります。
同性愛を差別的に思わない人であれば、「好きという気持ちだけ伝えたかった。付き合いたいとか好きになってくれとかは望んでいないから、これからも男友達としてよろしく」と、気持ちを告白して交際や見返りを期待しなければ理解してくれるでしょう。
最初に述べたように、恋愛対象の性別はあるきっかけで急に変わることもあります。
例えば、同性である男性が好きだったけど女性から積極的にアプローチを受けてどんどん女性が好きになっていった、というきっかけです。
今まで同性しか視野に入れてこなかった方は特に、異性から好かれると急にストレートに芽生えるケースがあります。
ですから、
「同性に片思いしてしまう自分はおかしい」
「同性愛は許されない愛だ」
などど、自分の感情に後ろめたさを感じるのはもう止めましょう。
人との出会いや環境の変化で、あなたの気持ちも変化するかもしれません。
片思いの彼を一人の人格として認める真摯な気持ちと、誠実な姿勢があれば、自ずと道は開かれるとおもいます。
頑張ってください。