今日、彼氏が亡くなりました。
俺との待ち合わせ場所に来る途中で脇見運転の車に轢かれたそうです。
いつも待ち合わせ時間よりも、俺よりも早く来ているのに…来なかった。
何度電話に連絡入れても電波がないって言われて…
約束の時間を1時間ぐらい過ぎても来ないから近くのマックで休んでました。
携帯は鳴りました。
いつもの彼だけの着信音。
少しイライラして出ると、彼の母親という人物でした。
全てを聞きました。
騒がしいはずのマックがとても静かに感じて怖くなった。
涙なんて出なかった。でも呼吸がしづらかった。
俺宛の作りかけのメールが残ってたそうです。だから俺に電話をしてきたそうです。病院へ行くと、もう彼は冷たかった。やっと涙が溢れました。
彼の母親には冷たい目で見られた。息子がゲイだと知らなかったからでしょうか。
最後の彼のメールは
「今日どこ行こうか?ま、おまえがいればどこでもいいけど(笑)昨日の電」
そこで切れてた。
もう、どこにも行けない。昨日の電話。きっとそう続くはずだったと思います。昨夜、電話で俺が言ったんです。来年になったら、一緒に住めそうだと。
もう、永遠に一緒になんて住めないけど。
彼の親にも俺の親にも友達にも話せない。俺がゲイであることはみんなに隠しているから。誰かに聞いて欲しくて。
ごめんなさい。こんな不幸な話、載せてしまって。