こんなこと言うと反感を買うかもしれないけど、国語は一番勉強しなくてもいい教科だと思います。それに一番時間を割きたくない教科であるとも思います。特に現代文は、 その理由としては、国語にも高得点をとるノウハウ、つまりは文章の読み方があるからです。 具体的には、そもそも評論文は、名前のとおり論文です。論文はただ何となくかかれているのではなくある一定のル‐ルに従ってかかれています。つまり論理的にかかれています。これは受験だけではなく、研究論文や大学の卒論、資格試験の論文問題についても同じことが言えます。なお、以外かもしれませんが、そうした論理的な文章の代表例が英語の長文です。 さて、本論にもどりますが、論理的な文章とはなんでしょうか。 それは前提と帰結です。評論文で言えば筆者の主張と、その理由です。 そしてこの二つはしばしば段落をかえたり、ことばや文章を置き換えて表現されます。たとえば抽象的なことを具体例をあげて説明したりと。 ではどうやってそれを見つけるのか、結論から言うとまず、文章の最初と最後、各段落の最初と最後に注目すること、 次に、何度も繰り返されていることば、似た意味のことばに注目すること、 さらに、接続詞(確かに、しかし等)、断定表現(である)に注目すること、 最後に、譲歩(確かに)→逆説(しかし)の典型的な論理パタ‐ンに注目すること、です。 長くなりすぎてすいません少しでも役にたてたなら幸いです。 それと、こうしたノウハウを意識的に取り込むことが合格への近道だと思います。そのためには予備校を利用するのも一つの手だと思います。