最新の棒銀対策1 (四間飛車が先手のとき)棒銀は、単純ながらも、四間飛車側は最初必ず受け身から始まるので、受け損なうと、いっきにつぶれてしまうこともあります。今回は、棒銀対策。現在、この局面は、四間飛車が先手です。最近気づいたことなのですが、四間飛車が先手なのか後手なのかによって、だいぶ局面が変わってきます。この図は四間飛車が先手で、先手が98香車とあがったところです。このあと居飛車は、通常42金と締める手をいれてから、73銀とあがってきますが、この42金をしめるかどうかによっても、居飛車の攻めのはやさがちがってきたりするので、難しいところです。。普通はここで56歩と四間飛車は指すのですが、そうすると、もしかしたら居飛車が64歩と指し、前に研究した、65歩早仕掛けをしてくるかもしれないのです!!つまり、56歩と早めに指してしまうと、56銀とあがる手がなくなり、玉頭銀をすることができなくなってしまうので、作戦の幅を広げるために、私は、この98香車を先にしたいと思っています。四間飛車は、居飛車の73銀を見てから、56歩と突きます。64歩なら、56銀とあがって玉頭銀で対抗するか、56歩とついて通常の65歩早仕掛けをしてくるかもしれないのです!!つまり、56歩と早めに指してしまうと、56銀とあがる手がなくなり、玉頭銀をすることができなくなってしまうので、作戦の幅を広げるために、私は、この98香車を先にしたいと思っています。四間飛車は、居飛車の73銀を見てから、56歩と突きます。64歩なら、56銀とあがって玉頭銀で対抗するか、56歩とついて通常の65歩早仕掛け対策にするか、いずれにしても別の将棋になります。56歩、84銀に対して、78飛車とまわります。「次に75歩と突くぞ」という局面で、攻められそうな筋に飛車歩と指し、前に研究した、65歩早仕掛けをしてくるかもしれないのです!!つまり、56歩と早めに指してしまうと、56銀とあがる手がなくなり、玉頭銀をすることができなくなってしまうので、作戦の幅を広げるために、私は、この98香車を先にしたいと思っています。四間飛車は、居飛車の73銀を見てから、56歩と突きます。64歩なら、56銀とあがって玉頭銀で対抗するか、56歩とついて通常の65歩早仕掛け対策にするか、いずれにしても別の将棋になります。56歩、84銀に対して、78飛車とまわります。「次に75歩と突くぞ」という局