横から口を挟んですいません。
ただ、そらたさんの「確かにまともな仕事をしている人間ではないんですよね」という言葉に首を傾げてしまったので。
ウリセンがまともな仕事かどうかということの議論をしていると私が言いたいことの本筋から大きく外れてしまうので割愛しますが、私が疑問に思ったことはこのことです。
「何故あなたがウリセンボーイをまともな仕事をしている人間ではないと思っているのか」
このことを尋ねると、「金のために好きでもない相手とセックスするから」と答えられるのでしょうが、好きでもない相手とセックスをしてそれを金で解決したということは、あなたもしたことですよね、そのウリセンボーイと。この時点で、あなたにウリセンボーイを「まともな・・・・・じゃない」という資格はないはずです。いいや、そんなことはない、と仰るのなら、それは性を売る側は汚らわしいが、性を買う側は全うであるという不可解な結論になってしまいます(性を売る側は汚らわしくて買う側は全うなのだという裏づけがあるのなら是非ともお聞かせ願いたいです)。
「ウリセンや風俗嬢は仕事でやっていて、その人たちにきっちりお金を渡しているのだから、ウリセンや風俗嬢にとって助けになってる」という意見もあるでしょうが、では、こう考えてみたらどうでしょう。
「あなたは自分の恋人や家族が体を売っていても応援できますか?」
こう聞かれたら、殆どの人がNOと答えますね。ええ、私もNOと答えます。但し、非常に難解なのが、NOと答える人の中に、風俗愛好家が多数まぎれていることです。
これはおそらく、汚らわしい世界に興味があって時々若しくはしょっちゅうその世界に足を踏み入れるが、自分がそちら側に回るのは嫌だからしっかり帰る場所は確保していて、且つ、自分の近しい人には近づいて欲しくない、という気持ちがあるのでしょう。だから自分が風俗に行くのはいいが、妻や娘が風俗嬢になるのは許せないといった、全体的に見て矛盾していて自分勝手な感情が生まれるのでしょう。
普段風俗店を利用しているオヤジが、自分の娘が風俗嬢をしていると知ったら、血相変えて辞めさせようとして、「本当に好きな男とだけ寝る性の素晴らしさ」なんてことを自分が散々風俗嬢のお世話になったくせに説いちゃったりする、世にも滑稽な現象があるのです。
上記の「汚らわしい世界に興味があって〜〜〜自分の近しい人には近づいて欲しくない」という矛盾していて自分勝手な気持ち、あなたにもあるのではありませんか?現にあなたは「ウリセンはまともな仕事をしている人間じゃない」と言いながら、ウリセンを利用した。これはあまりにもご都合主義というものです。どう考えたってまともな考えではありませんね。
さて、あなたも将来女性と結婚して父になって、もし娘なり息子なりが体を売ると言い出したら、上記のオヤジと同じようなことをするのではないですか?最初のあなたの書き込みに「ウリセンに行くくらい風俗に行くようなものだから抵抗無い」とあるのですから。
以上の点から、性に関することにおいては、あなたはウリセンボーイに負けず劣らず「まとも」な人間ではないですよ。
風俗店を利用するのなら、ウリセンや風俗嬢をまともな存在と認めなければならないし、ウリセンや風俗嬢を否定するのなら、風俗店を利用してはなりません。あなたは矛盾しているんですよ。
だからあなたにウリセンボーイや風俗嬢を「まともな・・・・・じゃない」という資格はないんですよ。あなたも「まともな・・・・・」ではないのだから。
あなたが「自分もまともな・・・・・じゃない」とうことを自覚なさっていないようだったので、かなり長くなりましたが、駄文を入れさせていただきました。
しかし、「あなたもまともな・・・・・じゃない」というのは、性に関しての側面だけのことですから、そこをお忘れなく。