なんでゲイに生まれてきたのかな…。なんで他の人みたいに女性を好きになる事ができないのかな…。
確かにゲイに生まれて、自分にとってプラスになった事はいくつかありました。
差別される辛さを知ったから、みんなと平等に付き合うようにになった。
「ゲイだから」と一くくりにされる事を嫌って、自分は人を個人で見て、人の良さを見れるようになった。
辛い苦しい事があっても、絶対に負けないと思えるようになった。苦しむのは、ゲイである事でいっぱいだから。
他にも、細かい事ですが、少しの良い面がありました。きっと僕はゲイに生まれてきたから、こんな考えができて、人間的、倫理的に成長できたのだと思います。
でも、やっぱりゲイに生まれたくなかった。どんなに成長できても、普通の人から見て異常な存在なんですから。
学力が高い人でも、外観が良い人でも、優しい人でも… ゲイだとその人の卓越した部分でも活かす事が難しくなり、本来なら快適な暮らしも苦しくなると思います。
それに… 子孫を残せない。孫の姿を親に見せる事ができない。さらに長男であれば後を継ぐ事が難しくなる。
こんなマイナス面を背負いながら生きていくなんて、辛すぎます。今は高2なのですが、年を重ねる度にこれからの人生に悩みます。
いつか…
女性を好きになりたい、ってずっと願っていたら叶うかな…