▼たあさん:
例え話ですが。
彼に「お前が食べたいものを食べに行こう。俺、奢るから」ってカッコつけたとします。
でも、じゃあ、彼が「やったー!!じゃあ、お寿司!お寿司が食べたい!」と言ったら、口では「お、おぉ、いいなー」と言いながら、表情は思い切り「No!!」を語ってるってことありません?
その勢いで寿司屋さんに行ったとしても、あなたの頭の中はお勘定のことでいっぱいになってしまうかもしれません。
そしたら、せっかく彼を喜ばせようと思って「何でも好きなもの食いに行こう!」と言ったのに、あなたはとても辛い気持ちを味わうことになってしまいます。
これが“犠牲”なんですね。
これはもちろん彼にとっても同じこと。
何でもいいって言うから「寿司!」って答えたのに、犠牲している彼の態度を見ているうちにだんだん楽しく無くなってしまいます。
そして、「私が我がまま言ったからかな・・・」とか「やっぱりラーメンって言った方が良かったのかしら・・・」とか悩み始めるかもしれません。
あなたは彼に愛を与えたかったのに、犠牲的な態度がそれを罪悪感に変えてしまうんですね。
寿司を「うまいなあ!!中トロ、もういっちょ握ったって!!」と彼以上に受け取るか、最初から「ごめん。廻ってる寿司でもええ?」と素直になるかが求められるところです。
ところで、
本当に与えたいものは?
あなたの彼に対する素直な気持ちとして、
彼の幸せな笑顔が見たい。
そして、感激させたい。
彼を喜ばせてあげたい。
そんな気持ちになれたことはとても素晴らしいことです。
待ってしまうばかりで与えることを忘れてしまう人もいますよね。
でも、そこで、本当にあなたが与えたいものは何か?を見つめ直すことが改めて今必要みたいです。
彼を本当にお腹いっぱいにしてあげたかったら、自分も受け取ることが本当に大切なんですね。
カッコつけるだけじゃなく、本当に喜ばせてあげたい!って思いにコミットメントする(改めて決心する)のです。
あなたが本当に与えたいものにコミットメントすると、自然と受け取らなきゃいけないものが増えていきます。
でも、あなたが受け取った分だけ、また彼にも与えていくことができるんですね。
ある程度まではただ与えるだけでも良いかもしれません。
でも、財布の中身が空になってしまうと何も与えられませんよね。
あなたが本当に与えたいものを与えられるために、まずは今のあなたにとっての“スープ”とは何か?を考えてみてはいかがでしょうか?