あくまでも個人的な意見ですが…、
本来の自分の姿を大事に働くというのは、同性の男性が好きだという性差を包み隠さず働ける職場で働きたいということでしょうか?
果たして、そういったことで職域を狭める必要があるのでしょうか?
ゲイであることは、職場の同僚や上司にとって、どうでもいいことです。
職場は合コンの場でも何でもないんですから。
「オレ実はゲイなんです」と敢えてカミングアウトしても、無関心な人もいる、苦手に感じる人もいる、面白がる人もいる、仲良くなりたがる人もいる。それは様々です。
しかし、健太さんはゲイであることが全てではないはずです。一緒にいて楽しいと思うのも、信頼されるのも、尊敬されるのも、期待されるのも、ライバル視されるのも、嫌われるのも、叱られるのも…ゲイだからではあません。
ゲイの業界やゲイが多い職場に行くというのは、それは健太さんの勝手ですが、可能性を狭めることでもあると思います。
学生時代はあっという間に終わります。就職活動の際に求められるレベルも、起業家レベルという時代になっています。
就職活動の際、人事担当者や経営層に、コイツとなら一緒に働きたい!語ってる夢は絵空事じゃなくハッキリと完成形を想像できる!情熱がハンパない!学生時代のコイツの経験は面白い!…そんなインパクトを与えるセールスをするには、学生時代に積み上げ、今も目標や夢に向かって進行形で生きている必要があります。
だから、ゲイということにとらわれず、やりたいことをやり、一切悔いの残らぬ学生時代を送って欲しいと思います。
勿論、これはゲイバーの仕事や売り専等々、ゲイ業界の仕事を否定するものではありません。
ゲイバーや売り専は、売上を自分で稼ぐ、お客を楽しませる、自らをブランド化してファンを形成する、顧客を維持する等々、セールスになる経験は積めることでしょう。綺麗事じゃない辛いこともあるでしょうが…。
仕事はどんなものでも、健太さんが情熱を傾けられる仕事をしたらいいと思います。