そうだな…15位の時の話しなら、まだ成長途中(心も身体も)だから、治していこうねって話しになるのも解るかな。
だけど、君の中で自分の性について方向は定まってきたんだよね?
上の人は「性嗜好」って書いていたけど、俺は「性指向」で話すね。
ゲイとかバイとかノンケってのは治る治らないの問題じゃないのは君も解ってる通り。
趣味や嗜好のように矯正するような事でもないし、そもそもそんな事は出来ん。
そのように産まれついて、ただそのように進むだけ。性的なベクトルが男に向かう奴、女に向かう奴、ただそれだけの事。
で、それを踏まえた上で。
大人として親と話せばいい。
上に書いたような誤解…親にしてみれば願望もあるかもしれんけど、そういったものも解いていかんとならないし、当然ぶつかる事も出てくる。
今日明日で丸く収まるはずもない。
それは多分、いつかは通る道…というか、通った方が良い道だろうと思う。
彼らの子であろうとするなら。
俺はぶつかれなかった。
だから、ずっと親を騙してきた。それに耐えられなくて結局は家族ごっこが出来なくなって…
俺の知り合いは家族に話してぶつかって、10年以上も冷戦状態の奴もいる。
現実は話せば解ってくれるなんて言い切れなくてさ、一番解って欲しい人間に解ってもらえない事もあるって事。
だけど、それでもぶつかっておけば良かったなって俺は思うんだよね。
まぁ、ぶつかるなんて最初からケンカごしで話す必要はもちろんないんだけど。
ちゃんと話してみれば良かったなって。
自分は仕事はこうして、生活はこうして、パートナーとはこうやって、そこそこ幸せに生活してますよって、そういう君のこれからの人生そのものが何よりも両親を説得するコトバになるんじゃないかなって思うよ。
だから、口先だけで向き合うんじゃなく、もう少し経って、自分の生活基盤を固めた上で話してみたらどうかな?