▼と吐露さん:
体臭ですか……それは気になりだすと気になりますね……。「指摘するorしない」意見が大きく分かれる項目なのではないでしょうか。
僕個人の意見を申し上げると、「指摘しない」です。
また、体臭については相性の部分が大きいので、必ずしも欠点ではないことをまずお伝えします。
つまり、相性のよい体臭であれば「フェロモン」として認識する男性もいるのです。(匂いフェチとか)多くの専門書において、男性の体臭がゲイにとって“安定剤効果”があると提唱されています。
今回は、体臭に限らず、相手の気になる点を「指摘しない」と判断するか否かのチェック、「指摘せずに体臭を緩和する策」の二段構えでいきます。
指摘しないほうがよい欠点5つ
チェックが多ければ多いほど、安易に指摘するのは危険です。
(1)簡単には治せそうにないこと
(2)指摘されたら悩みそうなこと
(3)指摘されたらプライドが傷つきそうなこと
(4)コンプレックスにつながること
(5)身体・心に関わらず専門的なこと
― ポイント
指摘するほうにとっては十分考えた末だとしても、指摘されたほうにとっては「不意打ち」になるという配慮が必要です。
指摘せずに体臭を緩和する3つの策
相談内容に準じ、トトロさんが、彼氏の体臭を気にしているケースです。
(1)自分が使った流れで、彼氏にも清涼剤をかけてあげる
(2)「汗かいちゃったね、着替えない??」とさりげなくすすめる
(3)「僕もこれ気に入ってるんだ」と清涼剤をプレゼントする
― ポイント
決して「あなただけ」が臭いのではなくて、「自分も」というニュアンスを入れる気遣いが大切。
相手の欠点を口に出す前に考えたいこと
最後に、もしも体臭を彼氏に指摘するとして、それは相手にとってどのようなダメージかを、思いやってあげるべきです。
たとえば彼氏に、「肌が汚いね。もう少しお手入れをしたほうがいいよ」と指摘されたら、どんな気持ちになるでしょうか?? たしかに自分のお手入れ次第で、肌は改善される可能性が高いでしょう。しかし鏡を見るたびに、誰かと目が合うたびに、「彼氏に肌が汚いと言われたこと」のほうが強く思い出されませんか。
安易に指摘する策よりも、いかに相手を傷つけず改善の方向に持っていくかを考える。それこそが本当の愛情なのではないでしょうか。