ゲイに 目覚めるきっかけや潜在的ホモセクシャルな性向を認識する態様は
ひとそれぞれ当然違います。
単なる好奇心や一過性の場合もあり
また、
ゲイに関する書籍や映像に接して興奮するからといって、ゲイであるとは断言できませんし、
同性と性的関係を経験し性的快楽を得たからといってゲイであるとも断定できません。
若年期の成熟に伴いて、思春期から性に対する好奇心旺盛になることを考え併せれば、
性的接触が同性であったとしても、
ある一定の性的興奮を憶えたからといって特異なケースとは言い難く、
寧ろ自然な成り行きでもあります。
ただ、同性に対する執拗な愛着やペニスへの愛着あるいは、
同性との性的接触の断続的な願望愛慕が高じて、同性にのみ意識し視姦し、
あるいは性的接触を得たいと常に欲求し性的抑制が利かなくなったら
ゲイのデビューと断言できましょう。
決定的には
異性に性的興奮を憶えることがなくなったとき、
自らのホモセクシャルの性癖(潜在的にあったものが露見)を認めざる得ないでしょう。
相談者は現時点で
どの段階にあるかわかりませんが、もう少し時間が必要かも知れません。
いずれにしても相談者のケースの場合は、若年期の一過性も視野にいれて、
あまり深刻に受けとめないほうが無難ですね。
仮に、
ホモセクシャルとしての宿命を負った?とみずから認識したときは、またそのときは、その時ですから(ケセラセラ=成るように成る。)ゲイに生まれた運命を受け入れましょう。
残念ですが、セクシャリテーは自分では変えられるものではないからです。