恋心が下心に変わるとき。
恋心が下心に変わるとき恋愛ってさ、綿飴みたいだよね。
ふわふわしててとっても甘ったるい癖に、口に含めばすぐに溶けてなくなってしまうよね。
恋ってそんなものなのかと、最近になって思います。
なんであんなに一瞬一瞬がキラキラ煌めいていたのに、時間切れになって恋が溶けると、何も感じなくなってしまうのだろうね。
はたしてそれは本当に恋といえるのかな。
愛してる、大好きだなんて月並みな言葉はよく聞くけれど、果たしてそれは本当にそう思っている事なのかな。
男同士の恋なんて、恋も下心も半々で、もしくは偏っていて、いずれすぐに崩れてしまうモノなのに。
なんだか感じる恋が「ただ単純に下心に支えられた恋」でだから相手が優しくしてくれて、徐々に逆に恋が少なくなって、いつの日か殆ど体だけの関係になって。
勿論、体の関係が好きな人だっているよ。
だからそういう人たちにとっては、至極幸せなことかも知れない。
でもさ、やっぱり…そういうのってさみしくない?
だってそれが全てではないんだよ…?
自分はね、それが「者から物に変わる瞬間」のように思えて、凄く嫌なの。
だからそんな自分にも相手にももの凄く嫌悪してしまうんだよ。
そうして、綿菓子みたいな恋を重ねていく内に、次第に相手をだんだん試していくようになって、確かめて、嫌って、妬んで。
そんな自分は今、とても汚いんだろうかと思います。
だからもう、いくら汚れ物になったところで、変わらないのかと思います。
ボロ布みたいに真っ黒けになっても変わらないのかと思います。
だってそもそも他人事じゃないですか。
自分にはたいそうなことでも、彼氏にはちっぽけなことでしょう?
やっぱり男同士の恋愛は、
それだけ自分の恋愛対象が特殊なんですから。
どうなったって、突き放されたって、そんなものは世間一般的にヘテロのみんなにはどうでもいいことなんですから…。
あとはもう、堕ちていくしかないんです。
一番下まで堕ちるしか…。
でも、一つ我儘が許されるのならば、新しい綿菓子なんて欲しくありませんから、どうか抱きしめてください。
本当に、本当の心からの「好き」で…。
自分はどうもこんなにも変なことを言って、彼氏に心配されたい…などと、勝手に何か期待しているのかも知れません。
言葉の優しさなんて不確定で、不安定で当てにならないのに。
だからみなさん、僕に言ってやってくださいな。
「お前は馬鹿で糞でただたんにここにいて勝手に息を吸ってるだけなのだと。」
ごめん!!
ついつい愚痴になってしまいました。