振られるというのはよくある話ですが、
やはり切ないものですよね。
そこで、冷静になってその原因を突き詰めてみましょうね!
好きな人に振られてショックな状態は、誰に相談してもなかなか楽にはなれないものです。
本気で好きだった方、そして交際していた方は考えないようにしても、何でも好きな人と結びつけて考えてしまうものですし、好きだった人から言われたことや、好きな人からされたことは凄く鮮明に覚えているものです。
失恋は人を成長させるものですが、それは決して表面上での慣れから成せるものではありません。
失恋から立ち直りたいとお考えであれば、まずは自分に負けないことです。
大好きな人に失恋するまでは、失恋で立ち直れずに沈んでいる人と接してもどこか他人事だったと思いますし、「こうすれば良いのに」「ああすれば良いのに」という事は簡単に思えたはずです。
ですが実際自分が振られて、失恋から立ち直れない状況になられると、何をどうすれば忘れることが出来るのかも、気持ちを切り替えれるのかも分からなくなり、自分で笑えてしまうほど自分を見失うこともあります。
●こうした時に、「失恋から立ち直りたい」とゴールから考えてはいけません。
今回の恋愛を自分なりにまず整理してみることです。
好きな人とのやり取りなどは勝手にどんどん思い出してしまうものですが、それは自分の脳の都合上だけのものであり、真実とはずれてしまいますから。
自分が何故その人を好きになったのか。
相手の良いところを並べる前に自分を考えてください。
人には好みもありますし、人はたくさんいます。
その中でその大好きな人を選んだということは、そのときの自分に足りないものがあったり、その時の自分の心の救いになってくれたり、刺激を与えてくれたり色々な理由があるのです。
その理由がわかると、少しだけでも自分が再確認できます。
人は誰だって、「得たい」と思えるから人に対して特別な感情をもちます。
相手だって同じです。
●失恋から立ち直りたいと思われるならば、まずは君の長所や短所を知ることです。
相手に何が示せていたのか。
相手が欲していないものを示してもいけませんし、相手が欲していたものを段々と示さなくなっていたとしてもそれは自分の責任になるからです。
相手がもし別の人を好きになることによって振られたとすればその新しい相手でなければ得られないもの、つまり君自身が与えられなかったものがあったからです。
次に大好きな人の立場になって考えてみましょう。
人はそれぞれ価値観も性格も違いますが、大好きなんですから、その人のことを分かりましょう。
スポーツでも勉強でも好きだけでは上達できません。
相手がどんなタイプの方で、何を彼氏に求めているのか。
同じようなタイプの方がどんな同性カップルと交際し上手く続いているのかなど、世の中にはヒントもたくさんありますから。
失恋から立ち直れないと嘆かれるよりも、もっと自分を知り、相手を探求し、相手が求めるさまざまな男性と自分との差を知ることです。
それが具体的に分かると、失恋から立ち直りたいと思われる感情よりも、「ではどうするのか?」という次のステップになりますし、
大好きな相手と接する機会があっても、「こういうイメージを示すべき」というテーマがしっかりと見えているので、恋愛感情に流されずに対応も出来るようになります。
残念ながら、その相手との接点などにもよりますし、相手にどこまでしつこい態度を示されてしまったのかなどによって、ここから何をすべきかということは一概に申せませんが、相手の立場になって考えてください。
どの程度こちらに興味関心が減ってしまっているだろうか・・・
それは相手のこちらへの態度を思い返されれば分かります。
情深い人だったり、こちらが強引に「別れたくない」「会って」と示せば相手はある程度は対応してくれるかもしれませんが、そうして得た無理やりな機会で何も得られないのは気づいているはずです。
失恋から立ち直るという大きなテーマの裏には、失恋からどう立ち直るかというものが隠されていて、
失恋から立ち直れない、苦しい、会いたい、と欲求をそのまま示すだけの方は同じようなことを繰り返してしまいます。
失恋を美化し過ぎて、自分本位なまとめ方で現実逃避することも成長にはなりません。
●男同士とは時に理不尽であり、分かりやすい弱肉強食でもあります。
どれだけ愛しているか、どれだけ覚悟があるか、どれだけ反省しているかというものでは人の感情は動きません。
実際、君自身も誰かにそう示されても「違う・・・」と感じた相手であれば困りますよね?
長くなりましたが、大切なのはまずは自分磨きです。
安っぽい響きですが、絶対に正解です。
次に、人の関係は相手へのイメージで出来ています。
嫌だなと思った人も、意外な一面が見られたら評価が変わりますし、自分が悲しいときや苦しいときには、自分を救ってくれそうな人を「価値のある人」に見えたりもします。
時間が経てば、「久しぶり!」という感情が勝りますし、「変わったなぁ・・・」と思えば新たな興味・関心を覚えます。
そうしたタイミングまで、下手に無駄な連絡をとったりしないで、自分を磨くことです。
彼氏と、ほんの少しの時間と距離をおくことにも意外に、彼氏とのよりを戻せるチャンスが隠されているものですよ。