悩み相談掲示板では、すでに言い尽くされたことですが、
ゲイに生まれいずる悩みは、君の今後の人生のあらゆる局面において
生涯苦しめられることになります。これは私の経験上断言せざるを得ません。
君がことさらに、世間体を過敏に意識し、変えられることのできない性癖を押し隠し、自分自身を偽り・自分自身をだまし続けてヘテロであるがごとく装えば装うほど、その苦しみは倍加します。
であるならば、カミングアウトしてゲイとして堂々と人生街道まっしぐらとして生きれば解決するのか?
それについては、ゲイの間にも意見が分かれるところです。(ひとそれぞれに人生観があり・多種多様の人生を生きているわけですから。)ここでは論じません。
ゲイに限らず、少数派(マイノリテイー)の人生はマジョリテイー(多数派)の中にあっては、人生は生きにくいのは論を待ちません。
人は多数派に属し自分固有の特性を殺して「寄らば大樹のかげに」自分自身を多数派に寄せたほうが、社会の対人関係において摩擦は少なく・排除もされる機会も比較的少ないから楽ですからね。君が社会に出て仕事に就けば否応なくそれは怒涛の如く遠慮会釈なく君に襲いかかってきますから、覚悟して楽しみにしていてください。(笑い。)
お母さんが君に「お前は変態で現実を生きていない」というような趣旨のことを
言われ、君はへこんでいるようですが
以前にもこの悩み掲示板で回答したので、重複しますがもういちど書きます。
はっきり言って中学3年生に現実なんて、まだありっこない。
現実というのは、その中で生きようとするものを傷つけようとする力のことなんだね。中学生にそんなものがある訳はない。
中学生はそんなことに気づかないほど、まだ稚くて鈍感だからね。
第3者が「お前は変態で現実を生きていない」と言ったとしてそんなこと言う人
は、とにかく傷ついていないから現実なんて生きてない訳だよね。
私の言いたいことは君には分かると思うけど、要するに、君こそが今、そういう現実を生きている訳さ
だから、君はそこで、自信を持って言い訳だよね。
自信を持ったところで次
君は本当に変態か?勿論、他人がそう言うのだからそういう他人にとっては変態
なんだろうね。少なくとも君は、他人から変態(違って)いると思われている訳
だからね。
君が知っておくことで必要なことは、自分が変態かどうかではなく、他人が自分の
ことを変態と思っていることもある ということだけだろうね。
そして問題は、それを思う他人の内訳です。
私だったら、誰が自分のことを変態だと思おうと、そのひとが自分のことを変態と
思いさえしなければ一向に構わない。僕と彼との間では、それは普通のことで
それとは関係のない人間が何を言をうと関係ない。「意味とはそういう力関係だからね。
君だって多分そういうことはわかっているはずだ。
君が今アタックしようとしている彼がヘテロである場合は、先にも述べた通りで、
そういう意味の力関係を率先してブチ壊してしまうかもしれないと危惧しているから怖いのだよね。
残念ですが、君のおかれている環境や御両親の心情を与し、現状の時空の力関係(君の性格や価値観から思料して)ヘテロの同級生に性的関係を含めた親密な交際を告白することは(リスクが高いと思われ。)
お諦めください。
君にはゲイとして、ゲイに対するヘテロの連中から受けるであろうさまざまな迫害
をものともせず、学園内で力強く堂々と渡りあるけるような度量を持ち合わせて
いないと推測されるからです。(違っていたらゴメンね。)
まあ、何度も言うようだけど、君はその子に、心奪われててそこからまだ離れられないってだけなのさ。
そういう意味ではまだ君は現実を知らないんだね。現実を自分にとってましな方に変えて行くことが、「生きる」ということなんだね。
君の人生なんてまだ始まったばっかりなんだから 元気だしなさい。
いい男になるんだよ!
: 言い古された言葉だけど「時間」が解決してくれます。
私は一番嫌いな言葉ですが(笑い)