ゲイ故に悩む気持ちは理解できますが、何事も行動を起こさなければ
なにごとも始まらないということでです。
一念発起して行動を起こした顛末は、君が予測した通りの最悪な結果になるかどう
かはわかりませんが、好きな相手に好きな彼女がいて俗にいうヘテロの場合おそらく告白された相手は、君のことを訝しげに思い忌避することでしょう。
君には恋愛する自由があると同時に(無論相手が男であろうが女であろうが)相手にも受け入れる自由と拒否する自由があります。ここのところはきちんと理解できますね。
理解したうえで、君が背負わなければならないリスクはゲイというマイノリテイーなセクシャリテイーに対し相手がヘテロの場合で、特に思春期の年代のケースでは、残酷な行動にでるということを弁えておく必要があります。(決して脅しているわけではありませんが。)
ここで、行動起こすのに二の舞となるのでしょうが、君が何も傷つかず・周囲の誰にも自分の性向(ゲイのセクシャリテイ)が相手以外に露わにならず・相手も君のセクシャリテイを理解し受け入れ・首尾よく性的関係を含めた親密な関係を築ける
などという芸当を成し遂げることは、悲しいかな!確率的に低いと考えられます。
人生において、ひとつ何かを得るということは、何かなひとつ失うものがあるということです。
人間失われることを恐れては、何事も得られないどころか、なにごとも成し遂げられません。 ですから行動してくださいと先に申しあげたのです。
どうしても、彼のことがあきらめきれず好きでたまらないのであれば、最初は友達として接し彼のことを身近に感じるだけに留めておくことはできませんか?
彼のことを好きという感情には、君は恐らく彼と性的関係を持ちたいと欲張っているから悩むのでしょう、でなければそれほど苦しむことはないんだろうけども。
そこで、君にも賢く・少し距離をおいて、相手の人格を尊重していただきたいのです。
相手がゲイでないことに想像力を駆使していただきたいのですが、世の中の
ヘテロな人種の中にはゲイの存在自体を、おぞましく・気色悪く、反吐がでるくらい蛇トカゲ以上に嫌悪し、生理的にまったく受け付けないのかもしれないのですよね。
そのように思う人がいてもなんの不思議もなく・拙速に排除することも叶わないないのですよね。
人を好きになる自由があると同時に人を嫌いになる自由があるからです。
ではなぜ僕はゲイにう生まれてきたのかと、自分の運命を恨むひともいます。
それが人生なのです。
人生は度し難いほどに運命に左右され・翻弄されます。そして残酷なほどに不平等
なのです。
それらを踏まえて、君自身の考えで・君自身の選択において好きな彼との関係を
切り開いてください。
いやしくも、自分のセクシャリテイを卑下して自己欺瞞に陥り、自らの人格をいやしめるような姑息な態度だけはとらないでほしいと希うばかりです。
それでもなお悩み・苦しみ・あきらめきれず・賢明な選択ができないのであるならば、
君は傲慢不遜でおよそ相手の人格を尊重しない、ひとりよがりな不届き者のレッテル(ゲイのかざかみにもおけない)
を張られ、人生の暗闇をさまよう夢遊者のように、感情にブレーキがかからずストーカーなどの破廉恥な犯罪に走ることになります。
その場合は君は病気ですから専門医の診断を仰ぐ必要があります。
そのような悲劇にならないことも併せて祈るだけです。