ん、多分…
嫉妬している事と、好きだという感情はどちらも確かにある感情なんだろうと思う。どちらかが錯覚と言う訳ではなくて。
好きな気持ちを伝えられない場合、当然フラストレーションを溜める訳だけど、人間のココロはストレスを緩和させる為に色々な防衛をするんだ。
抑圧と言って好きだという感情を意識から締め出そうとしてみたり、抑圧された事と正反対の事をしてみたり…この場合はわざとそっけない態度を取るとかかな。
こういうのは全て君が君自身を守る為に行っていることでとても自然な事なんだ。
だから、自己嫌悪するような事があったとしても必要以上に自分を責める必要はないって事がまず一点。
それと好きになったのが先か、能力的に優れた先輩に対する嫉妬が先かを考えるのはあまり意味がないんじゃないかと思うんだ。
今は仕事に打ち込んではどうだろう?
その先輩を目標にするのがいいんじゃないかな?
仕事で先輩と肩を並べるくらい、もしくはそれ以上に出来る男になる事に全時間と思考を費やそうよ。
恋愛感情は持っていてもいいと思うんだ。
先輩に特別な感情を向けられなくても嫉妬しない。自分に嫉妬するだけの価値が現時点であるのか?
自分は先輩にとってそれだけの意識を向けてもらえるだけの値打ちがあるのか?
って常に自分に問いかけてさ。
嫉妬心を燃料に自分の価値を上げていく方向で頑張ってみたらどうだろう?
仕事でその年下の先輩に頼ってもらえるようになる為に頑張る。
距離を置いたり、告白したり…今の感情に整理をつけるけっかけになるかもしれないけど、未来に繋がるとは思えない。リスクが高すぎるよな。
嫉妬は確かにやっかいな感情で、しかも醜い。付き合ってるとココロが疲れてしまう感情だよ。
だけど、嫉妬だけで存在することは出来ない感情で、必ず反対の感情がくっついてる。
嫉妬って言うのはとてもエネルギーがある感情で付き合い方さえ間違わなければ君の為に必要な動力にもなってくれるんだ。
せっかく知り合って好きになった人と残念な形にならない事を祈ってる。