悩みではないんです。ただの弱音なんです…。
ぼくは戸籍上の性別は男ですが、トランスジェンダー(性同一性障害?)です。だから恋愛対象も男の人です。
小学生の時「男が自分のことを『オレ』と言わないのはダサい」と言われました。高校の時「仕草がオカマっぽい」と馬鹿にされました。人前で男の声を聞かれるのが嫌で、高校2年から鬱病になりました。今はもう治りましたが、今でも時々ひどく落ち込む時があります(今日がその日です)。
こんなぼくでも人生のパートナーがほしくて、出会い系を使いました。ぼくを必要としてくれる人もいたけど、その人は「ぼく」ではなく「ぼくの体」を必要としただけでした。トランスジェンダーのぼくは、性器にひどい嫌悪感があるのですが、その人はぼくの憎んでいる性器に触ろうとしました…。
結局、性同一性障害者は恋愛しちゃダメなんですね…。人生のパートナーがほしいなんて傲慢ですね。だれかを好きになるたびに自分が嫌いになります。自分の存在を憎んでしまいます。
叶わない願いなら始めから抱かなければいいんですね。もうだれにも焦がれない。だれにも惹かれない。だれにも憧れない。だれも羨まない。孤独にも耐えなきゃいけない。求めなければ苦しむことはない。
もうだれも好きにならないよう、心を閉ざして…。
みんなにもそれぞれ悩みがあって、自分だけが苦しんでいるわけじゃないとわかっているけど、でも、つらくて…。
もうどんな綺麗事も受け付けられないほど心が荒んでいるけど、こんなカキコミをしてること自体、だれかに綺麗事を吐いてもらいたがってる証拠ですよね…。
だれか慰めてください。綺麗事を吐いて憐れんでください。もう望まぬよう諦めさせてください……。