▼noreさん:
私見で申し上げますが、私も実は同性愛者であることをよかったなぁ、と思ったことはありません。ただ、noreさんとは質が違うようです。
私は元々異性愛者でした、ちょっとした理由で同性愛に目覚めたのですが、目覚められた要因に『性別』という観念があまりにかけていたことを今は自覚しています。『男性が男性を愛する』『女性が女性を愛する』と、同性愛は”同性が同性を愛する”ということらしいですが、言い換えれば同性愛も異性愛も『人間が人間を愛する』ことに他ならないと思います。
人間が人間を愛することなど当然のことだと私は思っていましたので、初めから同性愛に偏見が少なかったと思います。ですが、その分、同性愛者になって幸せだなぁ、と感じたことも実は無かったりします。
恐らくは、ゲイであることに悩んでいる人の一部は、異性愛者と同じ観念を持ちながら、同性愛者であるために悩むのではないでしょうか。性別という壁は大きいように思えますが、乗り越えてしまうと、「あれ?こんなもんだったかなぁ?」という程度のものなのではないかと私は考えています。
私は、誇りやそういったものよりも、自分の中で自分のことを受け入れられるかどうか、そして、自分自身を誇れるかどうかが問題なのではないかと思います。
年下の私が、偉そうにがんばってください。などといえる立場ではありませんが、どうかがんばってください。そして、前向きに歩まれていただきたいと思います。 JING